社会問題になっている“カスハラ”から注視する企業とは‥
皆様、こんにちは。本村健です。
今週は台風の影響で湿度が高く我が家ではギリギリまで我慢していたクーラーを、とうとうつけました。
久しぶりにエアコンをつけますと、カビ臭かったりタバコやペットの臭いなどでお困りの方は多いのではないでしょうか？今年も昨年以上の猛暑予想が出ており、これからの季節はエアコンはフル稼働になりそうです。
気になるエアコンの匂いですが、わたしのオススメは、「エアコン洗浄スプレー」です。
使い方ですが
①コンセントからエアコンの電源プラグを抜く。エアフィルターを外し、フィンを露出させる。室内を換気する。
②フィンから5cmほど離して、フィンの向きにそって上下にスプレーする。
③乾くまで少し起きます。
④エアコンフィルターを戻します。後は通常運転します。
フィンにスプレーするだけで消臭・除菌もできます。エアコンの使用年数や汚れ具合にもよりますが、個人的な感想ですがそれ以降、嫌な匂いはしなくなりました。
※気をつけたいのは、エアコン本体右側の電気系統は水に弱くショートしやすいので絶対にスプレーをしてはいけないこと。わたしは、ホームセンターで養生テープを買ってきて電気系統の部分は養生をして噴射する時は近づけないように気をつけています。
個人宅のルームエアコン向きですので、オフィスなどの天埋めの業務用エアコンには向きません。販売しているメーカーですが、先週のコラムで取り上げました【4985】アース製薬です。
わたしは、当初商品を見た時に効果はあるのか？半信半疑でドン•キホーテで購入しましたが、アマゾンや楽天でも販売しているようです。
秋まで涼しく快適に過ごしたいですね！
◆話題の銘柄 Pick UP：【6027】弁護士ドットコム
今週は、Ｗｅｂで弁護士向け営業支援と一般会員向け法律相談サイトを運営。電子契約事業が急成長する。【6027】弁護士ドットコムを取り上げます。
◾️社会問題となっている“カスハラ”、カスタマーハラスメント対策に国も動き出す
「カスハラ（カスタマーハラスメント）」という言葉を最近耳にしたという人も多いかもしれません。お客様によって行われる悪質な迷惑行為やクレームのことで、接客業における大きな問題となっています。
今、社会問題となっている“カスハラ”、カスタマーハラスメント対策に国も動き出した。先月13日に行われた自民党の作業部会では、企業側に相談体制の整備を義務付ける案などが検討された。
サービス業などの労働組合でつくるUAゼンセンが今年、組合員を対象に行った調査によると、4割以上の企業では、カスハラ対策がなされていないという。
また、全国のおよそ8割の自治体で職員への土下座の強要などカスタマーハラスメントの被害があったことがANNの調査でわかりました。
そうしたなか、顧客が理不尽な要求を突き付けるカスハラ。企業は対策に乗り出し始めています。
•人手不足の中、業務を止める迷惑なクレームはもうお客様は神様じゃない！
自民党の作業部会の提言には、従業員を保護するため、相談体制の整備を企業に義務付ける法整備の検討や顧客対応に関する従業員の研修、警察との連携強化などを企業側に求めることなどが盛り込まれた。
政府が今月にも取りまとめる「骨太の方針」に盛り込むよう、岸田文雄総理大臣に申し入れる考え。
皆さんも一度は、コンビニや飲食店、銀行や役所、空港、病院、旅館やホテルなどでカスハラの場面をみて嫌な気分になった方もいらっしゃるかと思います。わたしも過去にFX会社のコールセンターに勤務していた頃に電話口で理不尽に顧客に怒鳴られたり、他にもストレスを感じるカスハラを何度も経験したことがあります。これまでは、何を言われても多少は目をつぶってお客様は神様ですとスルーされた時代でしだが、やっとこの問題が動き出したかと言う心境です。
その場に長く居座る行為や声を荒らげ業務を妨害する悪質なクレーマーの場合は、最終的には警察が介入する場面もあるかと思いますが、実際に恐喝や傷害事件が起こらない限り、その場をなだめる程度で警察は「民事介入」ができないのが現状です。
そういった悪質なクレーマーは、執念深い性格やしつこいタイプが多く同じ行為を何度も繰り返し、ネットに晒すぞ！ですとか企業トップからの直接謝罪の要求や示談にしてやると間接的な金銭の要求などが、ありがちなパターンです。
最終的な解決には、法的による弁護士の力が必要ではないでしょうか？この問題が本格的に動き出せば、企業は専任の用心棒として弁護士を抱え同社は忙しくなりそうです。
株価ですが、相場の地合いの悪さもあり現値は年初来安値の水準にありますが、長期目線で買いにて監視中です。
◆個人的に気になる銘柄：【5727】東邦チタニウム
今週は、ＪＸ金属系のチタン製錬大手。大阪チタニウムと双璧。航空機と一般工業向け柱、触媒と電材も【5727】東邦チタニウムを取り上げます。
相場が悪い中に逆行高する、先高感が強い銘柄と考えます。
注視する理由ですが、比較会社とされる【5726】大阪チタニウムテクノロジーズの株価が、大暴落した日に逆行高を演じました。
上昇した背景には、5月24日開催の大阪チタの説明会にて、会社が既存の輸出長期契約について契約満了の時期が近づき、一部の海外顧客と次期長期契約の交渉を昨年から開始していると説明した点に言及。「長期契約更新に際し、これまでのコスト増に加えて能力増強投資コストの回収や現在の需給逼迫状況等も反映するかたちで、販売価格の改善ができる」と指摘した。スポンジチタン新工場の建設方針をめぐり「本社尼崎工場の既存インフラを活用するかたちで投資金額が300億円に抑制される点も、資金調達懸念を後退させる」との買い安心感もあり、スポンジチタン需要の中長期的な伸長が期待できるとして物色につながっているようです。
また、大和証券が29日付で目標株価を従来の4000円から4800円へと引き上げ、材料視した買いを集めているようです。投資判断は5段階で最上位となる「1（買い）」を据え置いたことも、買いの材料となっており年初来高値を更新しています。
話を戻して私見ですが、一時期は同社の株価は大阪チタと連動した値動きになっていました。同社は逆に年初来安値をつけた後の反発に転じており底打ちかと睨んでいます。
大阪チタと株価を比較すると、「割安感や出遅れ感」があると思います。
吹き上げている株はタイミング合えば、手っ取り早く近道ですが、これだけ上昇したからいつ下がるだろうと言う不安心理もあり下から仕掛ける方が、投資心理としてこわくないと中期目線で買いにて注視です。
個人的なロスカットのラインは、心理的節目と考えます1100円割れとみています。
ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りして仕切り直します。
わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。
また来週お会いしましょう。本村健でした。
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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。
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