
【手抜き投資ラボ: 企業メモ】 フジクラ編
こんにちは!手抜き投資ラボの「企業メモ」シリーズへようこそ。
今回は、フジクラ(東証プライム:5803)を紹介します。
「フジクラって、電線やケーブルの会社だよね?」「たまにSNSでバズってるけど、今後の成長はどうなんだろう?」と思っている方も多いかもしれません。
本記事では、フジクラの主力事業や業績、投資のポイントなどをわかりやすくまとめました!
時間がない方は、ハイライト部分をよめば、1分でざっくりわかると思います。
1. 企業概要と事業モデル
1-1. 事業内容
フジクラは、主に電線・ケーブルや電子部品の製造・販売を行う大手メーカーです。創業は1885年と歴史が長く、光ファイバー関連や自動車向けワイヤーハーネスなど、多岐にわたる製品を手がけています。

電線・ケーブル事業
電力用ケーブルや通信ケーブル、光ファイバーなどインフラに不可欠な製品を製造
国内外の電力会社や通信事業者向けに供給しており、安定的な需要を持つ
エレクトロニクス関連(電子部品)
自動車部品(ワイヤーハーネス)や電子機器向け部品を開発
車載用センサー、光通信モジュール、コネクタなど成長分野もカバー
AIブームにものれるかも
5G通信やEV化などの新技術で、光ファイバーや車載部品、データセンタへの需要拡大が期待される。 長年培ってきた技術力とグローバル展開により、インフラや自動車業界に強い。
1-2. ビジネスモデル
B2B(法人向け)中心
電力インフラ、通信キャリア、自動車メーカーなどへの直接供給・OEM供給が主。グローバル展開
海外拠点を多数持ち、北米・アジア・欧州などで生産・販売。特にアジア新興国での成長が見込まれる。
「電線やケーブルだけでなく、自動車のワイヤーハーネスなども手がける“インフラ系老舗メーカー”というイメージ。」
2. 株価・バリュエーションと最新業績
2-1. 業績の概況
安定して利益を出していますね。
インフラ需要回復が追い風
電力網整備や5G通信拡大、データセンター向けケーブルなどの需要が堅調で、収益を支える。自動車部品(ワイヤーハーネス)の伸び
EVシフトや自動運転化などで車載用部品の需要が高まり、フジクラにもプラス要因。
そのほか
原材料価格の変動などの影響は受けやすい。低収益事業の整理や海外拠点の再編などで収益力向上にも取り組んでいるとのことです。

2-2. 株価の動向
国内外のインフラ投資や自動車需要のニュースで連動
景気や国策の影響を受けやすい。PBRやPERは比較的低め
電線業界は成熟産業 ⇒ バリュエーションが抑えられがち、、?一方で、EV・5G分野での成長期待も。

「安定性重視の投資家からはインフラ企業として、成長目線の投資家からはEV・通信需要取り込みへの期待が…という二面性がある。」
3. 投資上のポイントとリスク
投資の魅力
インフラ関連で安定需要
電力ケーブルや通信インフラ向け光ファイバーは、長期的に需要あり。EV化&5Gでの成長
自動車の電動化や5G通信の拡大により、高度なケーブル・部品への需要が拡大するかも。
「地味な業界に見えるかもしれないが、実は新技術を支える重要プレイヤー!」
リスク・注意点
原材料価格や為替
銅や樹脂など原材料のコストが上昇すると、利益が圧迫されやすい。海外売上比率が高いため為替影響も大きい。円高しんどいかも。競合他社との価格競争
住友電工や古河電工など国内外の大手電線メーカーとの競争は熾烈。経済・景気変動リスク
インフラ投資や自動車生産は景気に左右される。
「銅価格や為替次第で業績が変動しやすい。マクロ経済や資源価格の動向も要チェック!」
4. 結論
フジクラは、電線・ケーブルなどインフラ系製品の老舗メーカーでありながら、5G通信や自動車のEV化、AI関連など新たな需要にも対応しています。
安定需要(インフラ)+成長分野(EV・通信)の両方を取り込めるため、長期的な視点での安定性とアップサイドの可能性を併せ持つ企業といえそうです。
一方で、原材料価格や為替リスク、競合との価格競争などによる収益変動も大きい点には注意。事業構造改革の効果や市場環境の変化をこまめにウォッチしながら、投資判断を行うと良いでしょう。
「長い歴史+インフラ需要で安定感。さらにEV・5G、AI関連で成長も期待できる。地合いと原材料価格の変動次第では化けるかも!」
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ご注意: 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄を推奨するものではありません。投資にあたっては、あくまで自己責任かつ最新情報を元にご判断ください。