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ウィズコロナのこれからの6ヶ月お金に余裕があったら

ウィズコロナのこれからの6ヶ月お金に余裕があったらどう運用するか?

との問に67% もの人が「株式投資」と回答した。一方不動産投資は5%。

普通のサラリーマンでも、自宅以外に賃貸用(投資目的に)の不動産を持っていることは珍しくない。コロナを経験して銀行のローンは6ヶ月間支払い猶予になっているし、不動産を買い替える等売却しても売却時に掛かる不動産利得税は免除される。金利も下げられた。

ある意味買い時と取れる今、不動産購入に興味を示す人は過半数もいるのにコロナで先行きの見えない不安な中、原油価格も低迷していて人々の心もシュンとしてしまったかのようだ。

不動産購入に当てる予算も縮こまってしまったようで、25万リンギ以内。政府の持ち家促進プログラムで建てられた家でも25万以下で物件を探すのは至難の業だ。

それでも財テクは当たり前のマレーシア。公定歩合は7/7に切下げられたものの1.75%。1年の定期なら1.85%(メイバンク2020年7月15日時点)。日本より断然大きいし、家が買えるほどの資産があればそれなりの利息も見込める。それでも定期に関心を示す人は株式投資の約3分の1しかいない。

不動産はこの先何があるか分からないので、ちょっと怖い。でも流動性はあるし、金利の低い定期なんかには預けていられない、といったところであろうか。

幸いコロナの影響を自分自身に受けなくても身内や知人といった身近な人が解雇された、ビジネスに大打撃を受けた話は誰しもがきかされている。それでも悲壮感には包まれず、そうした隣人を支援したり、日銭になるビジネスを始めたり、みな自分ができることに精を出し明るい未来を築いていこうとの気構えのあるマレーシア。たくましい。

この国から学ぶべきものは多い。

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