高所得国まであと一歩、でもここがすごいぞマレーシア
2024年までに高所得国入りを目指しているマレーシア。一歩届かず上位中所得国に留まりました。
マレーシアの一人当たり国民総所得(GDI)は1万1,200米ドル。首都圏についてはこのほぼ2倍あり、日本の一人当たりのGDP(注)と比べてみると北海道や愛媛県と同程度になります。
肌感覚でいうとマレーシアの首都圏についていえば、たとえ数値の上では劣っても実際の生活では東京と遜色ないように思います。ひょっとすると、ときにまさることも。最新のスマホを手にし、自家用車や持ち家をほとんどの人が所有しています。
経済力だけでなく、人的資源をみても多くの人は2ヶ国語(英語・マレー語)を操り、プラスして中国語を使える人も多いものです。日本語ができる人もかなりいて、グローバル感はマレーシアの方が高いと感じています。
注 日本の県別GNIデータはないので目安としてGDPて比較
(出所・参考)
平成28年度県民経済計算について