ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理
どんな人に読んでもらいたいか
インデックス投資をすすめる投資本です。「効率的市場仮説」や「現代ポートフォリオ理論」について分からない方は、読むことをおすすめします。また「行動ファイナンス」や「インフレ」等、株をやるなら抑えておきたい内容についても触れています。
この本での主張は、株価はランダムに動くので、テクニカル分析もファンダメンタル分析も意味がないから、大人しくインデックス投資を買ってくのがベターというものです。
敗者のゲーム
どんな人に読んでもらいたいか
コチラの本もインデックスファンドに投資をしましょうと主張している本です。ですので、インデックス投資の積立をする理論根拠について一から学びたいという方にオススメです。投資手法は、毎月一定額を手数料の安いインデックスに積立をするというシンプルな方法です。ですので、株式市場にスリルを求めたい、短期的に儲けたいという方には、退屈すぎる本になります。
デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術
どんな人に読んでもらいたいか
トレード(短期投資)をしたことがない人が読んでも、ものすごく参考になる本ではないです。
裏を返せば、トレードを実際にしてみて、損と得を何度もしてきたという人には、刺さる内容です。
また、トレーディング中に考えなくても良いことにも言及ががあるので、短期投資をするトレーダーの思考を鍛えるにはもってこいの本です。
マネーの公理
どんな人に読んでもらいたいか
この本は「投機の教科書」です。投機というリスクの高い投資手法を勧めている本ですので、万人に向けて書かれているものではありません。
一般的な投資本ですと投機は辞めましょうというアドバイスしか載っていません。もちろん、投機は薦められる行為ではありません。
一方で、短期間で大きく儲けたいというギャンブルとしての投資を楽しみたい人も一定数います。この本では、そんな人に、投機をするなら、抑えておかないといけない考え方が紹介されています。
本の紹介は、以上です。
それでは、良い投資を。