外国をルーツに持つ生徒に向き合う
都立高校で、外国をルーツに持つ生徒の学習支援を行っている。主にネパール、フィリピン、中国をルーツに持つ高校生が相手である。私の場合、二つの経験が、仕事に向き合う原動力になっている。一つは、生まれてから高校を卒業するまで18年間、アメリカで育った子どもの英語・日本語教育を行った経験、そして二つ目は、米国の首都ワシントンDC郊外のメリーランド州でも、教育環境がばらばらの6つの現地高校を渡り歩き、もみくちゃにされながら臨時教員をした経験、である。この二つが今の私の基盤となっている