「飢えと寒さ」が人を健康にする 検証235日目 継続する理由
ヴィム・メソッド(寒さ訓練)は半年以上継続しています。
甲田式健康法(飢える訓練)は5ヵ月以上継続しています。
以前、飢えと寒さは不快で耐えれませんでした。
なぜ私は「飢えと寒さ」の検証を続けているのか?
心を整理しました。
続ける理由
①長年の肩と首のコリが解消したから
10年以上、肩と首のコリが慢性的に続いていました。
肩と首に2、3kgの「重り」が付いているような不快感がありました。
足裏つぼマッサージや食生活の改善など試しましたが、コリは解消されませんでした。
それがヴィム・メソッドを始めた1、2日目ですぐに解消されました。
とてもビックリしました。
肩と首の「重り」が取れて、体が軽くなりました。
少し若返ったような気持ちになりました。
②非日常を体感できるから
気温が低く寒いから体を温める。
お腹が空いたら、何かを食べて満腹にする。
今までの生活習慣では当たり前のことでした。
気温が低いけど、さらに体を冷やす。
お腹が空いているけど、さらに飢える。
今までの生活習慣とは真逆のことです。
そこに新鮮さを感じています。
私の中では飢えや寒さの不快感を避けたい欲望より、新鮮さを求める欲望が勝っています。
新鮮さを求める間は、継続していくと思います。
逆に言うと、ヴィム・メソッドや甲田式健康法を始める以前の生活に退屈していました。
③時間感覚が変化するから
コールド・トレーニングや朝食・昼食を抜くと、寒さや飢えで苦しさを感じます。
このとき時間が伸びます、ゆっくり時が流れます。
この苦しい瞬間「早く時間が過ぎて欲しい」と思うか、「時間の流れが変わった(おもしろい!)」と思うかが、苦しい?/楽しい?の分かれ道になります。
今までの『あっという間に一年が過ぎ、歳を重ね、老いて死んでいく一本道の人生』が、少しジグザグする人生に変わったような気がします。
ヴィム・メソッドや甲田式健康法を始めて、新しい生活や人生が始まった気分です。
④自由度が上がるから
(甲田式健康法)
朝食や昼食を抜くと、時間のゆとりが生まれます。
朝だから朝食を取らなければいけない。
昼に食堂・飲食店やコンビニで食事を取らなければいけない。
毎日の生活で「絶対~しなければ」という2つの義務(朝食・昼食)がなくなりました。
最近では自転車で往復4時間の距離を、朝食と昼食を抜いて水分補給だけで一日サイクリングしました。
朝食や昼食を抜いても一日活動できて、食事をしない自由を感じました。
(ヴィム・メソッド)
寒さの耐久力が上がると、真冬に薄着で出歩けます(寒さで震えない)。
子供の時は雪が降ったり積もったりしたらワクワクしました。
雪の中を飛び回っていました。
大人になると雪が降ったり積もったりすると、寒さや雪かき仕事でガッカリします。
ヴィム・メソッドを始めた今は、
雪が降り始めたら短パンで走ってみる?
吹雪の中、薄着で寒さを全身で感じ歩いてみる?
雪が積もったら、裸足で雪の上を歩いてみる?(今の私は無理!!)
子供の頃のように、雪が降り始めると(少し)ワクワクするようになりました。
寒さを拒絶した生活から、寒さを受け入れる生活にシフトし始めました。
体はもう大人ですが、子供のような「思考の自由」を取り戻したような不思議な高揚感があります。
⑤体が変化するから
大人になると体の成長が止まり、老いが始まります。
体力などが低下し、今まで可能だった動きが不可能になります。
でも飢えと寒さのトレーニングをすると、体が予想外の変化をします。
真冬に水風呂(15℃)に入っていられる時間が長くなる。
真冬に薄着で出歩ける。
朝食や昼食抜きの空腹感に慣れてくる。
ショートスリーパー(短眠)生活に変わる。
飢えと寒さのトレーニングは、年齢(老い)に逆行するように今まで不可能だったことが可能になります。
大人なのに『体がさらに成長している錯覚』を持ち始めます。
⑥睡眠の質が向上するから
ヴィム・メソッドを始めてから、熟睡できるようになりました。
また寝付きも良くなりました。
疲れているときはすぐに寝落ちしますが、疲れていない時でもベッドに入るとすぐに睡眠に入ります。
ベッドの中で寝付けないことが無くなりました。
以上が飢えと寒さのトレーニングを継続する大きな動機になっています。
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