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脱・資本主義の始めの一歩① 通勤経路を変えてみる

資本主義の価値観は、「利益、効率、スピード」第一です。

資本主義社会を変えるために誰でもできること、
それは毎日の通勤、通学路を少し変えてみること。

〇毎日会社に行くとき、経路は決まっていませんか?
〇出来るだけ最短コースに近い経路になっていませんか?
〇考え事をしながら通勤して気付いたら会社に着いていること、ありませんか?

出来るだけ効率よく、早く会社に着きたいと大勢の人が考えています。

会社への通勤途中に、全く利益・得にならない事をするのはバカだ!!

そう思う人ほど、資本主義の価値観に染まっている人です。


それを毎日繰り返していくと、思考、感情、欲望が固まっていきます。

一人一人の頭や心が固まっていくと、資本主義社会の全体の価値観も強固になっていきます。

人類全体にとって、息苦しい競争を強要される資本主義社会が継続されていきます。

私たち一人一人が社会の総意を日々作り続けています。

のんびり親しい人と生きることが困難な社会に私たちは生きています。

なかなか次の新社会へ移行することができなくなります。

たった通勤経路を変えるだけの事です。

しかし、毎日の会社員習慣が頭と体に刻み込まれた人にとって、
経路を少し変えることは心理的な抵抗が生まれます。

毎日、通勤経路を変えるのが大変な人は、2日、3日に1回変えてみましょう。

<電車通勤、通学>
駅の出入りの改札口を変えてみる、
乗車する車両を変えてみる、会社・学校の一駅前で下車する。

<マイカー通勤>
駐車場までの道を変えてみる、ほんの少し遠回りをしてみる、
赤信号で止まりそうなら故意に止まってみる。
路肩に止まって、少し目を閉じてみる。

<自転車、徒歩通勤>
近くの公園や神社を経由してみる。
少し遠回りの道を選択してみる。

以上のように少し考えるだけで、多くの選択肢が浮かびます。

「忙しい時間帯で、通勤経路を変える」
そのために少し早起きしてみる、少し早くベッドに付くなど
日常に小さな変化が生まれます。

たった一人で資本主義社会を変えることは、できません。

資本主義を構成する一市民が、通勤経路をほんの少し変えることは、
その気になれば毎日できます。

資本主義社会の「利益、効率、スピード」価値観を揺さぶる練習してみませんか?

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