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IRから分析:ポケポケ効果は? DeNA 2025年第3四半期決算


DeNAとは

DeNA(ディー・エヌ・エー)は、日本の大手IT企業で、モバイルゲーム、Eコマース、ヘルスケア、自動運転、スポーツ(横浜DeNAベイスターズの運営)など、多岐にわたる事業を展開している。1999年に南場智子氏らによって設立され、オークションサイト「ビッダーズ」から事業を拡大。特にスマホゲーム「Mobage(モバゲー)」で成長し、近年はAIや医療分野にも注力している。


直近の業績

2025年2月7日に発表された、DeNAの第3四半期決算。

・売上収益は昨対で+125億円(+12.1%)
・営業利益は同+486億円
・当期利益は同+469億円

・EPSは141円と昨対で+422円。ポケポケは10月30日のサービス開始のため、実質2ヶ月の収益貢献である。

・直近3Qのゲーム事業セグメント業績はQ平均18.6億円。
・上記他ゲームを加味すると、実質2ヶ月でゲーム事業セグメント業績は167億円。
・83.5億円/月の利益が継続的に続くのかが今後の株価予想に直結する。
 →仮に同ペースで進捗する場合、1,000億円の利益水準となる。

株価の推移

・第3四半期決算を受け、2月10日はストップ高に。
・2月12日はやや下落するも、直近1ヶ月で30%上昇。

まとめ

・近年低迷していたDeNAの株価だが、ポケポケという全世界を顧客にし、かつ継続的な利益貢献が見込めるというゲームがサービス開始したことで、今後も上昇トレンドに乗っていくものと思われる。
・かつ同社は736億円の現預金を保有しており借入金は359億円に留まる。自己資本は2,293億円と実質無借金経営。
・今後はポケポケに加え、さらに国内不採算事業や新規事業の投資へ資金投下可能となり、同社の持続定な成長に貢献するものと予想する。

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