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三日連続美術館巡り/山種美術館 犬派猫派

行ったのは3日連続。
記事はかーなーり間が空いてしまいました(;´∀`)

さて美術館巡りのトリは山種美術館の犬猫です。これも同じメンツにて鑑賞しました。家には猫がいますが犬も🩷
優劣はつけられません!
ただ以前から少し気になる事があり、今回はそれを確かめよーと足を運びました。

本題に入る前に余談です。
恵比寿駅から山種美術館までは徒歩で充分行ける距離ですが、この時は蒸し蒸しと暑くできれば交通機関を使いたいと同行の友氏も気持ちは同じ。
そこで恵比寿駅前から「学バス」を利用しました。
この「学バス」が全国的に普及しているシステムなのか不明ですが、恵比寿駅から日赤医療センターまでの道中にある学校を巡るような路線をとっている為、メインの利用者が学生であるので通常の運賃より安く運営されています。
わたしはこの道中の学校に通っていましたので、このバスを6年間利用し、卒業とともに全く乗っておらず懐かしい気持ち盛り盛りでバス停の列に並びました。(当時は確か通常料金の半額設定だった筈ですが、今回利用したら¥150でした)
恵比寿駅を出てJRのガードを潜り、明治通りの交差点を超えて羽沢の坂を登るルートは学生当時を全く変わらず、暫しの「なつかしタイム」を満喫しました。

さて、浮世絵に於ける動物を見ていると時折「この人、犬嫌いなのかしら?」と思う事があります。
江戸期浮世絵には写実の意識は無い筈です。
写真のようにそのものを描かねばならぬ!的な方向はなく、今現在の目で見ると如何にカッコヨク表現するか?がメインではないかと思えます。
それでも伊藤若冲の鶏のように「生きているさまを写し描く」な衝動はあるだろうし、パッションはあるはずです。
もうズバリ言いますね。
猫は可愛いんです。どの人の描く猫もみんな猫だし、カワイイ感じに見えます。ところが犬(子犬含める)は可愛くない!さらには犬には断じて見えない!イヌがゴロゴロいるのです。
猫に大きなブレがないのに何故に犬はこうも大きくブレるのだ??
これが以前から私が抱き続けている疑問です。

百歩譲って可愛く無いのは主観だから横にソッと避けたとしても…。
犬に見えない謎の生物がたくさん描かれているのは何故なんでしょうか???
今回の展示ではかなりの数が集められているのでこの謎の答えのカケラくらいは得られるかな?と考えておりましたが、結局はなんだか全くわかりませんでした。

江戸の絵師さんに犬は本当にあんな風に見えていたのですか????
(割と大きな声で訊ねております)

撮影可能だったので(触りたくなるほどの体毛表現)
イッヌも可愛い子はいるんですよ!!!

あ!藤田嗣治は一点のみの展示でした。
うーん、好きな作品だけど藤田嗣治見るなら軽井沢主義は変わらないなぁwww