Sing&Win懐メロカバーコンテストは世界に向けたオーディション~畑中摩美、Ayami、柏原晴馬~
YouTube上の懐メロカバーコンテスト『Sing&Win 賞金歌手』の第1回大会(Season1)が終了した。
再生数を競い合うとあって、最終日まで白熱していたから、見ていて楽しかった。
しかし、私の場合、もう1つの視点で出場歌手を見る楽しみがある。
出場歌手たちがこれまでどのような作品を発表し、どんな活動をしてきたか、である。
そうすることによって、未知の歌手たちの可能性、才能を発掘できるのだ。
つまり、YouTube上のコンテストは、世界に向けたオーディションと言っても過言ではない。
第1回大会は、主催者側が厳選した10組の歌手が出場。
私は、この10組の歌手のSNSをチェックし、これまでの作品や活動を視聴した。
元々、畑中摩美さんの才能は既知だったため、それ以外の歌手たちを見ることになった。
私が畑中さん以外で、並外れた才能を感じたのは、Ayamiさん、柏原晴馬さんだった。
畑中摩美さんは、これまで私のnote記事をご覧の方々にはお馴染みの名シンガーソングライターである。
「最後の雨」のカバーも、メインボーカル、コーラス3人分、ギター2人分の計6人分を1人でこなし、抜群の表現力でゴスペル風に仕上げていた。その完成度には、主催者側でも大きな話題となったそうである。
「最後の雨」カバー 畑中摩美
畑中摩美さんは、普段はギター弾き語りシンガーソングライターとして活動。オリジナル曲の素晴らしさに定評があるとともに、あいみょん曲カバーも絶品。カバーした曲のギター弾き語りレッスン動画も人気が高い。
オリジナル曲「お月さまとワルツ」畑中摩美
YouTube 畑中摩美チャンネル
そして、2人目は、ギター弾き語りというシンプルなカバーながら、耳に残ったのがAyamさんだ。
普段は、Ayami(絢生)という名義でシンガーソングライターとして活躍しているという。
まずは、彼女は、ハスキーな声が最大の売りだろう。
ハスキーボイスと言えば、ASKAさんや長渕剛さん、中村あゆみさん、葛城ユキさんなどを思い浮かべるが、そういった唯一無二の声を持つ歌手とそん色ない歌声である。
Ayamiさんの歌声は、まるで主人公が雨に打たれながら涙を流し、失恋の痛手で悲嘆に暮れる姿が映像のように浮かんでくる。
「最後の雨」カバー Ayam
Ayamiさんの才能は、唯一無二の歌声だけにとどまらない。シンガーソングライターとして作詞作曲の名手でもある。「我が、ままに」は、Ayamiさんが有名アーティストになったとき、かなりの人気が出る曲だろう。
「我が、ままに」Ayami(絢生)
YouTube Ayamiチャンネル
3人目は、柏原晴馬さん。爽やかでありながら憂いも併せ持つ歌声が心地よく、しかも歌が上手い。細かいところまでこだわって、切なく聴かせる表現力は、プロとして売れている歌手と言われても信じてしまうだろう。
「最後の雨」カバー 柏原晴馬
柏原晴馬さんは、若いながら本業がなんと会社社長。しかも、マイケル・ジャクソンの崇拝者と個性豊か。
その傍ら、音楽活動もされていて、日本に馴染みのない中国のポップスC-POPをカバーして日本語訳詞を表示して、日本中に拡散しています。そんな活動に魅かれました。
「入戲太深」馬旭東 日本語・中国語歌詞付き C-POP 柏原晴馬
晴馬社長はマイケルが好き チャンネル
以上、今回は畑中摩美さん、Ayamiさん、柏原晴馬さんをご紹介しました。
YouTube上でこういったコンテストを開催してくれるのは、私にとって未知の才能と出会う最良の機会なので、本当に大きな価値を感じています。
次の第2回大会は、どんな才能に出会えるのでしょうか。楽しみです。
Sing&Win - 賞金歌手