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ASKAニューシングル「笑って歩こうよ」先行配信発売!

ASKAさんの2年ぶりのシングル「笑って歩こうよ」が7/14のCD発売に先駆けて、7/1に配信発売となりましたね。

この曲は、何と言っても注目すべきはメロディーですね。1970年代半ばを意識したという。
1970年代の大ヒット曲と言われても信じてしまうくらい心地良いメロディー。
それに加えて、ASKAさん独特の語尾の節回しや、自身の最近の感性も融合させていて、普遍のオリジナルメロディーになっています。

それにしても、「白い蝶々の羽根のカーテン」は、パワーワードですねえ。
春から初夏にかけての時期に、窓から吹き込んで来る風でカーテンが丸く膨らんだ光景を思い浮かべます。

ASKAさんが表現したようなカーテンは、子供の頃、どこの家庭でも見かけましたよね。
だからこそ、私も、懐かしく共感できてしまいます。

詞は、ASKAさんのコロナ禍での想いを伝えてくれますし、編曲は令和の感性で作られていて、時空を超えた音楽の融合を感じます。

こういった懐かしさと新しさの融合は、クラシックストリングス&ASKAバンドの融合と重なりますね。

そういえば、先月、織田哲郎さんがYouTubeチャンネルで、Mi-Keの「ブルーライトヨコスカ」を1991年にその20年くらい前の歌謡曲へのオマージュとして作った、と話されていました。つまり1960年代後半から1970年代前半くらいのメロディーなんです。
それをヒット30年後の2021年に語るという、ね。時空の超え方が半端ないですよ。

ブルーライトヨコスカ/Mi-Ke【オダテツ3分トーキング】#織田哲郎

「ブルー・ライト・ヨコハマ」をもじったタイトルからしてお遊びと分かるほど、これぞ歌謡曲というメロディーと歌詞をちりばめています。
1970年代前半の歌謡曲のいいとこ取りをしたような楽曲でありながら、メロディーがオリジナルなので、1970年代の楽曲を超える魅力を持っていますね。そりゃ、大ヒットしますよ。

最近は、あいみょんさんの数々のヒット曲が1980年代、90年代のメロディーを感じさせると言われていますよね。
才能あるメロディーメーカーは、過去の名曲のいいところをうまく取り込んで、自らの作曲に生かしています。

今年の上半期、ストリーミング人気でもカラオケ人気でも1位となった川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」も、1970年代のフォークソングのメロディーを感じさせる懐かしさを含んでいますね。

川崎鷹也-魔法の絨毯

YouTubeの再生回数も4000万回を超えて、一体どこまで伸びるんだろう、というバズり方です。
何もないけど、愛だけは誰よりもある。恋人を想う若者の気持ちを率直に歌った素朴な温かさが共感を呼んでいるのでしょう。

この曲は、Fellows作詞作曲企画でお馴染み、畑中摩美さんも、ギター弾き語りカバーをアップしてくれています。

川崎鷹也『魔法の絨毯』アコギ弾き語りカバー【コード歌詞付】

畑中摩美さんの弾き語り動画は、指の動きや、コードの進行が分かりやすいと評判ですね。
Fellows作詞作曲企画から畑中さんのシンガーソングライターの才能を注目し続けていますが、最近は登録者2万人を超えて、躍進中です。

Fellowsの方々が絶賛した才能に、ようやく世間が気づき始めたようです。

今年の「魔法の絨毯」大ヒットといい、昨年の「香水」、「裸の心」大ヒットといい、懐かしさを感じるメロディーが若者に受けてます。TikTokから火がつき、大ヒットする時代にもなってきました。
ここのところ、1970年代から1990年代のメロディーがまた流行しているのをひしひしと感じます。

ASKAさんの「笑って歩こうよ」も、そうした時代の流れと合致しているだけに、SNSから世間に広がって、大ヒットしてほしいですね。

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