小室哲哉から見てもASKAの活躍はダントツだった
とうとう『ASKA Terminal Melody』に小室哲哉さんが出演しましたね。
同じ1958年生まれとあって、ライバルでもあり、友人でもある、という感じですね。
音楽業界では1958年生まれ付近は黄金世代なのですが、その中でもASKAさんの活躍を小室さんは、こう評していました。
「ダントツだったんですよ、ASKAの活躍。ほんとに、これ以上活躍できるの?ってくらい活躍してた」(ASKA Terminal Melodyにて)
私も、1984年頃から音楽に興味を持って約40年。いろんなアーティストの活躍を観てきました。
その中でも、やはりASKAさんのブーム時の活躍は群を抜いてました。
ファンの感覚だけの話と言われるかもしれないので、実際に数値として紹介すると、アーティストの年間売上が衝撃的です。
1990年1位 松任谷由実 58.5億円
1991年1位 CHAGE&ASKA 101.0億円
1992年1位 CHAGE&ASKA 145.9億円
1991年に前年1位の売り上げを一気に40億円以上伸ばして、史上初の年間売上100億円を突破すると、1992年にはそこからさらに40億円以上伸ばしてしまいます。
どう見てもダントツの活躍ぶりです。
音楽史上に空前の活性化をもたらしました。
ただこれは、CHAGE&ASKAの売上で、ASKAソロをおそらく含んでいません。ASKAソロでもシングル「はじまりはいつも雨」がミリオンセラー、アルバム『SCENE2』もミリオンセラーですから、ソロでもかなりの売上を記録していました。
そして、もう1つデータで特筆すべきは、この40年間でオリコン月間1位を獲得した曲のランキングです。
1位 SAY YES(CHAGE&ASKA)3か月
2位 悲しみにさよなら(安全地帯)2か月
2位 恋に落ちて-Fall in love-(小林明子)2か月
2位 CHA-CHA-CHA(石井明美)2か月
2位 パラダイス銀河(光GENJI)2か月
2位 とんぼ(長渕剛)2か月
2位 黄砂に吹かれて(工藤静香)2か月
2位 Oh!Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に(小田和正)2か月
2位 あなたに会えてよかった(小泉今日子)2か月
2位 悲しみは雪のように(浜田省吾)2か月
2位 クリスマスキャロルの頃には(稲垣潤一)2か月
2位 TRUE LOVE(藤井フミヤ)2か月
2位 恋しさと切なさと心強さと(篠原涼子 with t.komuro)2か月
2位 TSUNAMI(サザンオールスターズ)2か月
2位 虹/ひまわり/それがすべてさ(福山雅治)2か月
この40年間で3か月連続で最も売れた曲は、「SAY YES」だけでした。
やはりダントツなんですね。
40年間音楽を聴いてきて2か月連続で最も売れ続けた曲は、たったの15曲しかないんですねぇ。
しかも、いろんなアーティストに分かれていて、重複していないんですよ。
と思っていたら、パラダイス銀河の作詞作曲はASKAさんだった…
作詞作曲という観点で見ると、ASKAさんだけ2曲あるんですね。
ダントツです。
ということで、小室哲哉さんの発言は、データの観点からも真実でした。
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