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ASKAと米津玄師は、谷川俊太郎の同じ詩に影響を受けていた?

今週は、ASKAさんが谷川俊太郎さんを悼むニュースが大きく取り上げられました。

ASKA、谷川俊太郎さん悼む「谷川さん、どうですか?『死』とは何でしたか?」

谷川俊太郎さんと言えば、ASKAさんが大きな影響を受けた詩人でもあります。

『ASKA書きおろし詩集』を出版したときには、対談も実現しました。

【ASKA書きおろし詩集】谷川俊太郎×ASKA 奇跡の対談

ASKAさんの名曲『UNI-VERSE』には「朝のリレー」という詞が登場するのも有名ですね。

ASKA『UNI-VERSE』

私も、教科書で読んだ『朝のリレー』は、未だに最も記憶に残っている詩です。

谷川俊太郎 作者ご本人が朗読する『朝のリレー』

ASKAさんの名曲『花は咲いたか』にも、谷川俊太郎さんの詩『二十億光年の孤独』に影響されているのではないかと感じる一節があります。

ASKA『花は咲いたか』

「引き合う孤独の力と力さ しょせん 人間なんて」(ASKA『花は咲いたか』から)

「万有引力とは
 ひき合う孤独の力である
 宇宙はひずんでいる
 それ故みんなはもとめ合う」(谷川俊太郎『二十億光年の孤独』から)

【ハッピィ丸山】『二十億光年の孤独』(谷川俊太郎)朗読

この『二十億光年の孤独』に、米津玄師さんも大きな影響を受けていた、ということをニュース記事で知りました。

『米津玄師、谷川俊太郎さんを追悼「大きく影響を受けました」人気曲の歌詞に「二十億光年の孤独」の一節が』

その歌詞がこちら。
「君の手が触れた それは引き合う孤独の力なら
 誰がどうして奪えるものか
 求めあえる 命果てるまで」(米津玄師『M八七』から)

ASKAさんと同じく、『二十億光年の孤独』の同じ一節に影響を受けていることがうかがえますね。

米津玄師『M八七』

谷川俊太郎さんの詩は、天才アーティスト2人に多大な影響を与え、そして、永遠に語り継がれていくことでしょう。

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