見出し画像

ピンストロー 三重県から新たな知見を提供するYouTuber ~地元民ならではの地方の魅力紹介~

最近は、テレビより遥かにYouTubeで身近な情報を得ることが多い。

私の場合、三重県在住で仕事の範囲も県内。だから、県内の情報を隅から隅まで楽しく紹介してくれるチャンネルを見たくなる。

そのニーズに応えてくれるのがピンストローだ。

ピンストローは、三重県出身の男性2人組。名張市在住で学生時代は松阪市内の中学・高校に通っていたそうだ。

コンビのバランスもいい。弁護士で企画力もあって切れ味鋭いトークをする細マッチョな「あざる」さんと、ニートと就職を繰り返す温和でふくよかな「岩石」さん。

そんな2人が三重県内を旅しながら、それぞれの特性を生かして漫才のようなトークを繰り広げる。
まるでお笑いコンビのフットボールアワーを観ているような気分になる。

私が彼らの動画を観るようになったのは、『三重県旧市町村完全制覇ドライブ旅』に魅かれたからだ。

現在、三重県は29市町村の構成となっているが、平成の大合併までは69市町村存在していた。

その旧69市町村を1つずつドライブで旅して名所とグルメを紹介する、という企画だ。

中でも私が好きなのは、合併して町役場や市役所の本庁舎が置かれなくなった旧町村に光を当てる動画だ。

【最&高】旅は結局、最後の○○が良ければ最高なのだ【紀勢町】

【期待通り】三重県一のグルメ都市の一角を担う村【勢和】

【憩い】ここに来る目的と言えば1つしかない【島ヶ原】

ほとんど下調べをせずに先入観なしで、その地域を歩き回り、名所や商店、グルメを探し当てていく。

まずメディアが来ないようなところを取り上げて紹介していく動画群は、極めて価値が高く、地域への社会貢献にもなっている。

この企画の前にやっていた企画『三重県近鉄急行停車駅完全制覇の旅』も面白い。

三重県は、近鉄急行停車駅の周辺が栄えているというイメージがある中、1つ1つを観てみると、昔ながらののどかな街並みであったり、何もない秘境であったりする。
何もなさそうな駅の周辺が思ったより栄えてたりと、知見を広げてくれる。

【スペイン】三重県の有名テーマパークの最寄り駅は独特の空気感だった【鵜方】

【秘境2位】駅がある理由は分かるけども…絶対に鈍行で良かったろ【東青山】

【意外】何も無いだろうと思った人は反省してください【柳】

その前にやっていた企画『三重50音全紹介シリーズ』も、あ行の赤目四十八滝からわ行の渡鹿野島まで、取り上げる場所も幅広い。

三重県の名所、商店、グルメなどをすさまじい勢いで動画にしていくピンストロー。

我々に新たな知見を提供し、三重県の魅力を世界に発信して公共利益ももたらしてくれるピンストローの活躍には、これからも目を離せない。

いいなと思ったら応援しよう!