Inutoto 火の玉

あの子もいつか、はす池の中静かに浮かぶ火の玉になるように

Inutoto 火の玉

あの子もいつか、はす池の中静かに浮かぶ火の玉になるように

最近の記事

しあわせの立場

首の凝りは一つ消えたが また一つ大きな凝りを頭に残してしまう 何も簡単なことだ バカみたいに、ただ大切だったものを 見ている ひとりテリトリーを許したら 頭の凝りが消えて 次は心に大きく凝りを残す あまり見慣れる光景はないが、 そこでまた一つ見つけられると 信じている 雪の降るはずだった日 いつもの場所、変わらない風景 もはや秘密の場所とも言い難い手作りのお屋敷 空と耽って土を見る。

    • 境界線 2024.10.29

      暗がりと共に 私は一つある 私の目を覆う丸い水平線は 青く濁った雲と一緒に 溶けていく バスはおそらく来ない

      • かみさまの国 2024.10.28

        僕と私 君はもういない そこらから溢れる 人と人を繋ぐ厳かな形 見渡す限り広がる 懐かしい緑の 生き生きとしている様 僕はまだ迷っている

        • 粗大ゴミ

          今日はこんなに早くでるつもりはなかった。 昨日ばあちゃんが部屋の布団を干してくれたおかげで、部屋がいつもとは違う散らかり方をし、ギターのシールドが一つ死んだ。 でもまあ5000円払えばすぐ新しいのと交換できるしとも思えるのだが、なんか大切な自分の領域が侵害されたような心持ちになり、色々思った。 自分は普段怒らないから、こんなことが自分にとって大切なものなのか、とか 自分の肉体以外で自分の領域を広げたらそれはまさに弱点だな、とか ほんと自分で布団くらい毎週干せよとか思った

          センス

          僕の心から溢れ出た流水が、 誰にでも掬い取れるものではないことは 分かっている。 ただ、この世に溢れている 自由気ままな海は、 触れなくとも 知らず知らずのうちに、 その恩恵を 無意に 僕らに与えている。 それは潜りきれない。 掴むことも、 息をすることさえも 許されない。 それでも僕は 潜らざるを得ない。 そして、そうでないといけない。 君の言葉に、 僕は興味が湧かない。 そこにいくら 君の人生の重みが乗っかっていようと それはただ海に含まれる塩水でしかない。

          あの子

          結局あの子の素顔は 見たことが無かった。 涼やかな表情をするにはまだ若かった。 俯いて、嘆いて、 また希望を振る舞うような、 そんな脱皮が少なかった。 君には今見えている人たちがいて、 僕にもまた君が知らない人が見えている それでもいつか合わせ鏡のように 顔を合わせられたら 僕はこの上なく嬉しい

          きれいな公園

          昔よく遊んだ公園を見た。 昔は遊具が錆びつき、草もまばらに生えていて とても居心地の良いところではなかったけど、 みんなが集まる場所として 活気のある、一つのアイデンティティだった。 10年ぶりか、 久しぶりに訪れたその公園は、 遊具も全て新しくなっていて、草木も整えられていた。 ただとても寂しい雰囲気を感じて、 じっと見つめて考えた。 同じ場所の変わる様にノスタルジーを感じたのか、またそこに偶然人が1人もいなかったのか、 いや、そこではない、 単純にきれいなまま整え

          きれいな公園

          冷風 2024.10.03

          たとい歩き疲れても 帰らねばならない。 狂熱は冷めやらぬ。 冷えた肌触りはそのままに、 一つ、決して湿気ることのない灯火を宿して。

          激情 2024.10.01

          激情 その面には かみさまといえるものが住み着いていない 味覚が悪いんだ 多分 今まで何に集中してきた とても清々しい気分で 外に繰り出してみる フォーマットがない 輪郭のないからだ 露臭い 道に溶け込んでいく

          卑怯 2024.09.23

          僕にはできない 僕だからやるべきこと いくらこねても 泥を掴んでは砂となって崩れるがオチだろう 間違いではない 誇示する強さもある それでもそうなりたくて そうなりたくなかったのは 自分が一番羨ましいから かけ離れた存在だからだろう

          2024.09.23

          何年か前のPCのデータを見た。 色々兄の仕事の手伝いをしていて、本当にたくさんの経験を積んだ。 動画も作って、サイトも作って、アイドルも運営して、 それはとても誇りに思っている。 今見てもとても完成度の高いものが多かった。 でも大学とか、そういった仕事の時間とか、 いろんなことを思い出すと、 自分の卑屈さが際立っていたような時代でもあって、 今でも寒気がして笑うしかない。 こう言った活動の起点の時代でもあるから、とても自分にとって大事なことだったし、これを続けていこうとも

          appleサポートについて2024.09.11

          今日はAppleサポートを使って、Finderについての問題点を解決してもらった。 問題点はとても細かいもので、 "カラム、追加日の整理順で、同一追加日の並び方がいつの間にか昇順から降順になってしまっていたから、それを逆にしたい" っていう、大概の人にはどうでもいいようなこと。 調べてみても全然分かってなかったから電話でどうにかならないかなって思って今日その電話の予約を入れた。 サポートから電話がかかってきて、 まあ普通に電話でこうやってください的なアドバイスもらえたらいいか

          appleサポートについて2024.09.11

          がらくた、しゃろん

          米津玄師のがらくた ひげだんのSharonを聴いた がらくたのイントロの終わり、声の震えながらだすあの詞のまとまりかた、 その詞のままの感情を聴いたのち、すぐに自分の薄情な様を嘆いた 普段聴くような洋楽のリズミカルなもの、詞よりも音に乗せてみんなで分かち合う様、 そういうのを聴いてひさびさにこの詞に出会って、 自分の行く道の先を怪しく思った。 なんだか違うような気がする 割ともう頭の中では自分の未来の心の形は想像できてはいるんだけど、 やはり大したものではない。 内省の極ま

          がらくた、しゃろん

          火の玉 2024.08.27

          このnoteの作り方を変える。 ここにはとにかく、思ったことを文章として気ままに書く、それ自体は変わらないが、それに意味をつけるならっていうのを重点的に考えて、 君の眼っていう僕のプロジェクトの一つは、インスタグラムへ移行することにした。多分 ここは、火の玉ってプロジェクトの一つになる。 それは、幽霊みたいにみんな僕から透明に写ってしまうその心模様を、僕が見たまま感じ取って書いていこうじゃないかっていった考えから。 僕はやっぱありものを使うのが得意みたいで、アイデアだと思って

          火の玉 2024.08.27

          明日の朝に街を出る2024.08.24

          僕の人生はもう決まっているような気がする。 今日僕は仕事を辞めた。 最近は退職代行サービスというものがあるみたいで、職種柄色々面倒なことばかりあるからというのと、時間がないから、もうそれを使って辞めた。 厳密には明日の朝9:00にその連絡が入って終了となる。 今は真夜中の1時だからあと8時間のタイムリミットがあるにはある。 だから迷った。 僕は色々な人の憧れと反面教師で生きてきたから、常に理想の形のイメージの自分と正論を叩きつけてくる自分がいて、それにはとても困惑された。

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          明日の朝に街を出る2024.08.24

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          有料記事つくる 2024.08.23

          きのう仕事を辞める決意をした。 っていうかもう色々嫌だから高いけど退社代行に頼んだ もう僕は無職である。 今日は無職の気分でカフェを過ごしてみた。 とてもいい気分であった。 というのも、自分に今までなかった、 お金に関しての疑問とか、これ買いたいなとかが 全て一瞬でキャンセルされるのだ。 とてもいい、効率的に頭を回せている感じがした。 それで、僕もう無職だから、しばらくはバイトを掛け持ちして過ごそうかなって思ってる。 計画は、在宅バイトをたくさんこなして、一つだけ税金と

          有料記事つくる 2024.08.23