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医療マンガ大賞アフタートークイベント(1)オープニング

12月13日(金)、麹町の文芸春秋社新館8階・株式会社オズマピーアールプレゼンルームで開催された、医療マンガ大賞のアフタートークイベントの聞き書きです。今回はオープニングの横浜市医療局医療政策部医療政策課の大山紘平氏の趣旨説明を中心にお届けします。

司会は病理医ヤンデルこと札幌厚生病院病理診断科・市原真氏です。(以下敬称略)


ヤンデル「えー、本日は日本マンガ大賞アフタートークにお越しいただきましてありがとうございます。本イベントは医療を他人事としてではなく、自分自身のこととしてとらえていただくことを目的として活動している横浜市医療局、SNS医療のカタチプロジェクトの共催にてお送りいたします。本日の司会を務めさせていただきますのは、横浜市医療局医療政策課の大山紘平さんにマイクをふるためだけに札幌市中央区から(場内爆笑)えー、札幌市中央区から参りました病理医ヤンデルです。(某キャラクターの帽子をかぶり、場内割れんばかりの拍手)15分待ってたんですよ。横浜市職員のふりで。ものすごい横浜市の恰好でしょう。どうですかこの地味なスーツを着て眼鏡もかけないし、これ見てくださいマスコミ対策、絶対に版権的にやばいやつです。というわけで本物の大山紘平さんを紹介します。横浜市医療局医療政策部医療政策課大山さんです。よろしくおねがいします。(大山さんに)すごい考えていたんですけど受けました? 前列の苦笑がひどくて。(場内笑)けっこう細かい演技をしてて、一番前に出てる横浜市の職員が緊張しているっていうのをずっとやってたんです。だからぼくずっとふるえていたんです。ふるえが残って眼鏡がかけられない。じゃぼく進行しますから。ここで大山さんがこの日一番と言っても過言ではない完ぺきな趣旨説明をする。よろしくおねがいいたします」

大山「本当に緊張しております横浜市医療局医療政策課の大山と申します。よろしくお願いします。(場内拍手)今回のイベントにご参加いただいている方はご覧になっていると思いますけれども、あの横浜市医療局はですね医療の問題に力を入れておりまして、横浜市自体が人口が多いんですけれども、高齢者の方ががどんどん増えていくということで、医療が必要な人もどんどん増えていくという流れの中にあります。ちゃんと広報を伝えていかなきゃいけないなという課題があるんですが、どうしても行政だとチラシを作ってとか、リーフレットをまいてとか、やっても全然雰囲気が変わっていく感じがしなかった中だったので、こういう取り組みでチャレンジしようということでやっております。で、マンガを活用した取り組みをしようということで企画したんですけれども、これも行政だけでマンガを使ってやっても絶対うまくいかないなということで、今回コミチさんと、SNS医療のカタチの先生方と縁あって会うことができまして、一緒にコンペですとかSNSを使ったコミュニケーションを使った取り組みで、何か空気を変えられるようなことができればなということで企画させていただきました。よろしくおねがいいたします」

ヤンデル「ありがとうございます。わたくしがあんまりしゃべる回でもないんで、ここらへんにしておきますけれども、今回大きいのは行政の方と一緒にできるということなんですね。あの、結構な予算を出してくれてるんですよ。これは我々にはできない。ということでですね、簡単にわたくしからも説明いたしますけれども、今回この医療マンガ大賞というものを、応募の段階である程度みなさんも把握されていると思うんですけれども、応募が2回あったんですね。最初の趣旨説明にもありましたけれども、ひとつはエピソードも皆様方から公募して、さらにそのエピソードを選定してからそれを描くマンガ家の方のコンペをやっていくと。2段階の選別があったということで、今日のイベントの構成も実はパートを二つに分けました。エピソードの段階とマンガの段階と両方ちょっと見ていただこうかなというアフターイベントでございます。ちなみにこれはエピソードの応募総数が156本ありました。すごい短かったんですけれども結構来たんですよ。しかもツイートベースですからね。フォームなど何もなくていきなり156人がハッシュタグで応募しました。それを8本に絞って、その8本をマンガ家の方に集まっていただいてマンガにした総数が55本。たかだか2,3週間で55本集まりました。で、そこから大賞一つ入賞作7つあと特別賞があったんですけれども、賞金ていうと怒られるんですって、原稿料って言わないといけません。原稿料が出ております。で、ちなみにこの大賞作についてはSNSで発表されているんですね。ですからもうイベント終わっているんです。でまあアフタートーク。(大山さんに)このイベントで何を深めようと思っているんですか。アフタートークのねらい的なものは、もしあったらお伺いします」

大山「はい、ありがとうございます。あの、さきほどの話と若干重複するんですが、あの、医療の実際の患者さんもそうですし医療の従事者、行政を含めていろんな方か関係していくんですけれども、なかなかそこって、立場が違うと本当はみんないいことをしようと思っているんですけれども、そこが理解できないというのがすごく課題の一つなのかなというふうに思っていたので、そうした視点の違いに気づくきっかけとしてこのイベントが広報につながってくれればなと思っております」

ヤンデル「ありがとうございます。あの、キーワードは『視点の違い』なんですよね。視点の違いっていうのをを強調出来たらいいなと思っております。では、オープニングはここまでにしまして、続きまして第一部のセッションに入りますが、まずは大山さんありがとうございました」



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