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世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。

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クラシックを中心に、ちいさくて素敵な曲を少しずつ紹介します。
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世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。Part.2 星たちの子守唄

前奏曲は、物語でいうとプロローグ。 プロローグのあとに、物語が始まる。 はるかに広がる世界を、どきどきしながら覗いてみる。 そんな気持ちにさせてくれる、プロローグのような音楽を紹介していくシリーズ、2回目です。  わたしはピアノをよく弾くけれど、そんなに難しい曲は弾けない。  シンプルで綺麗な曲を探すのがずっと好きだった。  日本で出版されているものは有名な曲ばかりで、すぐ飽き足らなくなった。地方にいたから、海外の楽譜はほとんど無かった。  なにかの用事で大阪にい

世界への前奏曲のような、小さな音楽たち。

というような、だれかのツイートをみた。 もう、うろおぼえだけど「世界への前奏曲のような小さな音楽をたくさん書いた作曲家がいる」みたいなことをいっていた。 わたしは、とてもその表現が好きになった。 うろおぼえだけど。 いろんな世界にささげられた曲。前奏曲。 その曲が終わっても、世界は続いていく。目の前に広がっている。 物語でいえば、プロローグだよね。 プロローグのあとに、おはなしはいよいよ始まる。 どんなおはなしなんだろう。 どんな世界が広がっているのだろう。 その前