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30年経って思い出した中学生活の悲しい記憶

ずっと中学のときの記憶が曖昧になっていた。

つらかったりだとか悲しかったりだとか漠然と記憶はあるのだけれど、深く考えることから逃げてきたのかもしれない。

記憶から消してしまいたかったのかもしれない。

ただ、最近になりその頃の記憶が点で思い出せるようになりつつあった。

そして、なぜか今日夢にあの子が出てきた。

最初は「あぁ、あの子が出てきたな」と寝起きのほわーんとした気持ちでトイレにいたのだけれど、どういうわけか声が出るくらいに泣けてきた。

子どもみたいに声を出して泣いてたら「どうした?」と夫が心配そうに聞いてくれた。
悲しかった出来事をゆっくり聞いてもらった。

そして話してるうちに点々とぼやけていた記憶が線になってしまった。

そうだ、私が悲しくなったきっかけを作ったのはあの子だった・・と強く思い出した。

noteに今日思い出した記憶や気持ちを書いて残しておこうと思う。

今でも、なぜ幼少期から同じクラスで仲良く過ごしたあの子が、中学生になり私に・・・と思う。
ほぼ知らない人だらけの中学校のクラスで唯一私にできた数少ない友人を味方につけて、クラス全員を敵に回すような嘘をつかれてしまった。

信頼してきた子に裏切られたことを思い出した。どんな恨みがあったのだろう。なぜ嘘をつかれたのに、あのときの私は弁解しなかったのだろう。なぜ、苦しい思いをしてまで学校通い続けたのだろう。誰にも相談しなかったんだろう。

陥れられたことによってリーダー格に目をつけられ、あの子だけではなく全員が敵になった。
あっという間に学校が地獄になってしまった。

30年を経過しようとする今ごろ思い出して悲しむ私はやっぱり相当鈍臭いしスローなのかもしれない。

今でも故郷に帰ると、どろどろとした悲しい気持ちが渦巻くのはこのことも原因の1つなのかもしれない。

誰にも言えない気持ちをnoteに吐き出したいと思い書き残した。そして悲しい気持ちの経験者はnoteを拝見していても多い気がして・・・1人1人を抱きしめたい気持ちになった。

どん底な中学生活を送った過去の私に会えるなら
こう話したい。

本当につらくて悲しい思いをしたね。
聞いてくれる?今から話すことは本当だよ。
大人になったあなたは幸い優しい人たちに囲まれて暮らしてるよ。苦労もたくさんあったけれど、全て自分で選択した土地、仕事、環境、家族、人間関係で今を楽しく暮らしてる。全てを自分自身が選んで強く生きてる。あなたの悲しい話を聞いて一緒に悲しんでくれる人もいるし、比較的「今がいちばん幸せだなあ」という気持ちを更新して暮らしてるよ。

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