世界遺産 坂の町アッシジ
コロナで外出自粛のためこの機会にと過去写真整理。学生時代のイタリア旅行を眺めていると昔から坂の町が好きだったんだなあと再認識。
確かフィレンチェでやることが尽きたので思い付きで鉄道に乗ったんですよね。乗車時間は2時間半くらいだったでしょうか。イタリア半島のど真ん中、ペルージャ州にアッシジはあります。
■巡礼地アッシジ
フランチェスコ会を創設した聖フランチェスコの出身地であり2000年には世界遺産に登録。サン・フランチェスコ聖堂とサンタ・キァーラ修道院に代表される建造物群がカトリックの巡礼地として活況を呈しています。
アッシジ駅から市街へはバス。丘へと一直線なのであまりにも道が分かりやすい。帰りはせっかくだからと30~40分かけて歩いて駅まで行きました。
丘の上の都市って素敵
入口の城門をくぐるとそこには”The 中世!”と言いたくなる煉瓦と石畳の町並み。日本人観光客にはメジャーな都市ではないとは思われますがかなりのオススメです。
全方位テンションの上がる建物群
アッシジは小さい町なので半日あれば目ぼしいところを全て周れます。もっとも有名なものが街の西端にあるサン・フランチェスコ聖堂。写真撮影禁止の内部には聖フランチェスコの生涯を描いたフレスコ画が展示されており、ルネサンス黎明期の重要な遺品となっています。
上堂はゴシック様式、下堂はロマネスク様式
街の反対側にあるサンタ・キァーラ修道院
キリスト教に興味がなくても歩いているだけで楽しい街。この日はクラシックカーが大集結し、街中で披露しあっていました。イタリアのおっちゃんらはほんまカッコいいわ。
少し外れた路地に行くとそこでは猫の集会。お犬様ものんびりと石畳に横たわり、ゆっくりと流れる時間を存分に味わえます。
流石イタリアかっこいいぜ
昼下がりの猫様
石畳と犬
徒歩で帰ったのはバスの時間を調べるのが面倒だったから。歩いていると丘の上に街があることが一目瞭然で、より深くアッシジのことを理解できた気がします。道中にはお馬さんがいたりしてこれまたのんびり。
あと面白かったのが、当時の駅前マックにはカトリックの街ゆえのユーモア?あふれた壁画があったこと。GoogleMAPで現在のお店を見ると改装されたのかなくなってしまっているのが少し残念。
当時のマックの店内壁画、罰当たり?
再びフィレンチェへ
■現在の様子
ライブカメラで街の様子を見るとコロナの影響で誰もいない。収束してまた旅行に行ける日が来るのをじっと耐え忍びます。コロナ明けたらあちこち行って経済回すぞー!
サン・フランチェスコ聖堂は閉鎖中