リバース:1999のすごく光る紙
これはBLUEPOCHが作っているソシャゲ、リバース:1999のグッズ紹介記事です。
リバース:1999 CGホログラムチケットセット(2枚入):グリーンレイクアルバム 悪夢が映る[BLUEPOCH]
こちらのホログラムチケットは2024年5月現在まだ池袋のFantasyVillageや、あみあみなどで販売されています。(一部絵柄は売り切れ)
写真で見てもホログラムのカードということしか分からないと思うのですが、実際に手に取って見たときのクオリティが尋常ではない。肉眼での情報量が半端無いので写真では写しきれないのですが、でもこの特殊装丁見本市のバーゲンセールを誰かに伝えたい。
在庫商品がいっぱい売れることで、向こうでどんどん新しく発売されてゆく異常クオリティグッズが早く日本に入荷してほしいという一心でこの記事を書いています。
この紙、何かがおかしい──
チケットホルダー
まずチケットを収納しているチケットホルダーがすごい。紙の厚みが135kgくらいあるし雲龍紙みたいな繊維が凸凹に入った特殊紙だしなんか一部にニス加工(たぶん)がされていてすごいつやつやしてすごい。すごいことだけ分かるけど印刷手法にはあんまり詳しくないので印刷所の人に解説してほしい。
ニス加工(たぶん)の印刷ズレが…ない。版を作る人も大変だけれど、検品担当者も大変そう。
文字のダメージ加工部分のニスもきっちり綺麗に乗っています。技術の精度が怖い。
チケットホルダーを開くと中に二枚チケットが収納され、内側にもロゴが印刷してあります。カードを収納できるサイズの切り込みも入っており、テレホンカードくらいの薄さのものは実際ちゃんと入ります。(確認した)
内側の裏面にはゲーム内イベントのキービジュアルのシルエットが印刷されています。普通に売ってるチケットホルダーでもここに印刷してるやつはあんまり見ない。版をもう一つ作るの面倒だし、お金もかかるし、普通はここにわざわざ印刷しないけど印刷されてる。グッズ担当者が空白恐怖症なのかもしれない。
外側の裏面にももちろんロゴが印刷されています。品質シールが曲がってるのはご愛嬌。
品質シールに汚れ…ではなく、よく見ると緑の飛沫が印刷されています。担当者が空白恐怖症なのかもしれない。そこまでやる?
チケット一枚目:表
やけに分厚い(0.5mmくらい)厚紙に、カット加工がされています。このチケット切り取り線はデボス加工(たぶん)になっています。
一見ヌルっとしたニス加工ですが…
角度を変えると虹色に…光る!
光る!
チケットの右部分の意匠は左と同じホロに見えますが…
光らない!ヌルッとしたニス加工でよく見ると下地の惑星っぽい模様が浮かび上がっています。あとこの紙自体がきらびきみたいな質感のオーロラ色を帯びているんですが、どういう紙でどういう加工なのかよくわからないので識者の意見お待ちしています。
本物の方がもっと…光ります!
チケット一枚目:裏
このグッズに空白は存在しないので裏面もしっかり印刷されています。ホラーっぽいデザインなのは、このイベントがアメリカンホラー映画をモチーフにした湖畔キャンプイベントだったかららしいです。出遅れてプレイできていないので復刻待ってます。
こっちもすごく光るんだけど、表の虹色とはちょっと違って、緑~黄色+赤という光りかた。紙の地が光っているのかこういうインクなのかがわからない…
角度によっては全然光らない。この文字の後ろの図形はニス加工されていて光ります。
この端っこに被さった文字は…
やっぱり光る。こっちは青っぽい光りかた。あとこの面にも切り取り線にデボス加工がされています。紙が分厚いので表の凹加工は裏には影響していないという…
同じ面で二種類の光り方するのすごいね。
チケット二枚目:表
二枚組のもう一枚がこちら。キービジュアルは同じものが使用されています。これも一枚目と同じ厚紙に丸型のカット加工がされています。右の文字もデボス加工(たぶん)になっています。
こちらは絵柄自体がギラギラと光りますが。写真でも動画でもよくわからないけどとにかくすごい虹色に光る。
文字部分のデボス加工。こちらはニス加工なしでざらついています。
光る…
肉眼で確かめてほしい面ナンバーワン。
チケット二枚目:裏
二枚とも同じ厚紙ですが、この二枚目の裏だけは紙がきらびきしておらず、普通のマットな質感です。左のキービジュ部分にだけチケットホルダーと同じタイプのニス加工が乗っています。この右に入ってる折れ線っぽいのも印刷です。
そして左上と右に箔押しがされています。裏面なのにピンポイント箔押し。
写真だと分かりづらい、ライムグリーンの箔。これも紙が分厚いので表の文字のデボス加工が裏に出てきません。
ピンポイント箔。全体的にカラーリングのまとまりが凄い。レトロモンスターの肌のようなくすんだ黄色にケミカルな緑の発光。闇の中にギラギラと輝く異次元の色彩。何回試作印刷したんだろうな…
箔の部分もいいけどニス加工の部分のヌルッとした光りかたもすごくいい。
まとめ
昨今は大陸グッズが本当にアツく、他の大手ゲームからもホロチケットや流砂アクスタなどが当たり前のようにバンバン出ています。どれもこれも装丁が凝っていて「厚紙/オーロラニス加工/箔押し/特殊カット」とか「超厚紙/オーロラニス加工/箔押し/裏面印刷/裏面箔押し」など豪華仕様なのですが、このリバース:1999というゲームはその中でも仕様の盛り方が尋常ではなく、今回のチケットも「両面印刷チケットホルダー付き/厚紙/オーロラニス加工/通常ニス加工/ 裏面印刷/裏面箔押し/特殊カット/デボス加工」という装丁見本市となっています。
これだけの仕様盛りでお値段なんと税込550円。
今なら池袋のFantasyVillageで実物の見本展示が手に取って見れる!あみあみでも一部完売ながらも違う絵柄は通販可能!(このチケットセット、5種類あって全部ホロの色合いが違います)ゲームを知らなくても一見の価値あり!
池袋ポップニャンや各地アニメイトでも多様なグッズの取り扱いがあるので、興味のある方はぜひ覗きにいって欲しいです。そしてお店は在庫を捌いて次のグッズを輸入してほしい…
リバース:1999は新しい章が出るたびに大陸で新しいグッズが発売されるのですが、今でさえおかしいグッズの仕様に加えて更なる異常仕様を盛ってきてる気配があるので次も絶対現物を見たい…輸入してくれ…!