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ええかっこしい(伯父さんの思い出)

父とトラックで大型ごみを業者のところに持ちこんだ。
荷おろしを手伝っていると、業者のお兄さんが「これ、ブランド家具ですよね。捨てるんならいただいていいですか?」といてきた。

伯父おじの遺品の書き物机のことだった。私が長らく使っていたが、大きな書斎机を買ったので、置き場所に困って処分することにしたものだ。

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