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透明水彩って沼なんじゃない…?

透明水彩はじめました

近頃は仕事とか原稿とか、締め切りのあるものに日々追われているので、PCやスマホを置いて思考も手放してゆっくりする時間を持ちたくて、アナログ画材に向き合っています。

風の谷のナウシカを見ながら描いた愛犬。3〜4hくらい。

●使用画材
絵の具:SAKURAプチカラー12色
筆:クサカベ丸筆6・10号、平筆8号
紙:マルマンスケッチブック(切り離せるタイプ)
 ※木製パネルにマステで貼ってます。

なぜ今まで触って来なかった?と言うくらいに最高で楽しい!透明水彩!これまで不透明水彩やアクリルガッシュでの製作は経験がありますが、透明水彩自体はちゃんと触ったことなかったので透ける色を重ねる描き方で自分がフィットするのか分からなかったけど、思ったよりガシガシ描けるし重ねた時の質感も楽しい!

作品としてのデジタルイラストでは、4時間だと線画も終わらないスピードなのですが、これくらいの簡単な絵なら5時間くらいで仕上げられると思うと少ない時間でそれなりの達成感も得られて、平日の夜のメンタルケアにも良い!SAKURAプチカラーは準備や片付けのハードルがほぼなく描ける手軽さもポイント。(12色だと最低限というかんじなので、色数が多いものも欲しくなるし、なんなら別のアイテムも欲しくなっている。)あと安いスケッチブック、気軽に描けて助かる。ありがとうありがとう。

なんで今水彩をやろうと思ったのか

日々の仕事疲れ、デジタル疲れなどで脳と心のデトックスがしたくてアナログで絵を描きたいと思い始めたのが去年くらい?から。
趣味で描いている漫画も、便利なソフトを使って補正の掛かったペンツールを使ってアンドゥを繰り返しながら描くというのが虚しくなった瞬間があって。一発勝負、一筆入魂しない絵を描くのが自分にとって負担だったと気づきました。(デジタルツールに罪はないですし便利なので好きな所もたくさんあります。そもそも使いこなせてない。)

それを解決するため、鉛筆でクロッキーやデッサンやスケッチをやって、絵の具で小作品を描いてっていうアナログの肌触りを取り戻したかったとき、YouTubeで水彩画の柴崎春通先生がにこやかに楽しそうに描かれるお姿を拝見し、それがあまりにも印象的でなんとなくわたしも水彩やってみようかな〜と思うようになりました。

絵を描く目的

わたしが絵や漫画を描く目的はSNSや賞的な評価が欲しいとかそういうことじゃなくて、己との対話という面が大きくあります。自分の感動したものを自分なりの言葉でアウトプットしたいと思った時にそれが絵になるイメージ。愛犬がかわいいとき、かわいいという気持ちを写真じゃなくて自分の言葉でかわいいを表現したいし、好きな作品の感想も同様に絵や漫画でアウトプットしたい。

でもそれは同時に自分のなかで一区切りという完成を迎えないと不完全燃焼してしまう。デジタルだと飽きてしまった時、作品を完全に忘れてしまうし自分で振り返ることもほぼありません。でもアナログなら手元に残り振り返る確率が格段に上がります。そういう所も自分のマインドにフィットしました。

そもそも自分にとって絵を描く事って本当に楽しくて自分と切り離せないもの、最高に楽しいものだから、マイペースを崩さないように楽しくお絵描き人生を送りたいと思います!

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