【入院準備と手術の実体験】|生理不順の無い元気な30歳働き盛りが円錐切除手術をうけた話
円錐切除手術ってどういう流れで入院?何を準備する?手術費いくらかかる?が載ってます。簡単な手術と言われているものの、受ける側はやっぱり怖いです。
無闇に怖がらせたいわけではなく、心の準備をして行ってもらえればいいなあと思い書いています。知ってるだけで落ち着けることもあると思うのです。
簡単とはいえ、身体にメスを入れるのです。
手切っただけで痛いんやから。そら痛いわな。
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▼生理不順の無い元気な30歳働き盛りが円錐切除手術をうけた話
・まとめ編|前段:知っておきたい話
・まとめ編|本編:実体験編
・情報収集編|わからなくて怖いを無くしていこう
・子宮にまつわる検診編|痛いの?
・過去の検診〜高度異形成発覚編|症状がほぼない
・入院準備と手術の実体験|正直怖くて半泣き ←この記事
・術後編(翌日〜2週間)|貧血にご注意
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↓本編はコチラ
現在、2021年8月2日 円錐切除手術が終わって検査結果待ち。
【診断内容】子宮頸部高度異形成(前がん病変)
【検査結果】頸部細胞診AGC,頸部組織診腺侵襲を伴うCIN3/H-SIL・CIN2/H-SIL・腺上皮に異形成無し
ざっくり内容が知りたいのよ。という人は↑の本編で。
いや、円錐切除受けるので細かな内容が知りたいのよ。という人はこちらの記事であってます◎
※はじめてこの記事を見ている人もいると思うのでまずは▼発覚〜手術決定までを簡単に書きますので、知っている人は▼手術前準備編 から見てください!
▼発覚〜手術決定まで
◎クリニックでの異形成発覚
21年の1月に仕事の関係で引っ越し、新しいクリニックで受けた子宮頸がん検診で引っかかりました。
過去に軽度異形成/HPV16型が検出された経験もあり、(20年7月に受けた時は異常なし)また軽度異形成が見つかったのかな〜程度に思っていたのですが、なんと細胞診の結果はAGC(異形成腺細胞の疑い)でした。
その後の組織診の結果はCIN2/H-SILと一部CIN3/H-SILを疑うという診断でした。
大きい病院を紹介され、改めてそこでの検体の再診とそれを踏まえて手術をするかどうかの判断をしてもらうこととなりました。
◎総合病院での診断と手術決定
総合病院の予約が取れたのが約2週間後。組織診でAGCという結果を聞いてから約1ヶ月後の受診でした。そこで検体を渡してまた検査へ。
検査の結果はCIN3疑い→確定という結果でした。腺侵襲を伴うCIN3/H-SIL・CIN2/H-SIL・腺上皮に異形成無し。
CIN3ということは放っておくとがんになる確率がかなり高いため、円錐切除術という手術を提案されました。子宮頸部その名の通りを円錐型に切り取る手術です。これは切り取った部分をさらに検査するという精密検査の役割も担っています。
もっと診断内容が知りたい方はコチラ
▼手術前準備
もらったものがこれです。え、いっぱいあるやん。が初めて見た時の感想です。コロナだと入院できないので、コロナの抗原検査もして前持って提出しました。(当日ではない)
◎常用薬のストップ
手術が決定すると、日常使っている薬は一部ストップがかかりました。日常的に使っているお薬や、治療に使っているお薬ありますか?とめちゃくちゃ聞かれますので伝えてください。(ズボラな私はお薬手帳を作っておらず、毎回説明面倒でした。)
その時申請したのがイブA・キンダベート
イブAを手術までの1ヶ月間休薬してくださいと言われました。生理痛の時に飲んでいるものだったので、痛み止めを飲みたいことを伝えるとロキソニンだったらいいよ〜と言われたのでロキソニンを市販で購入しました!
◎アレルギーの確認
薬と同様にこちらも入念に行われます。私は10歳ぐらいの時に原因不明で倒れており、当時は点滴のアナフィラキシーショックかも?と言われていました。心臓止まり救急で運ばれる大事件でした!
そして、過去3年以内に何らかの食べ物が原因で顔・体に発疹ができて息が苦しくなることを2回経験しています。思いあたる食べ物でアレルギーを確認してみたものの、何も出ずでした。。。(なんだったんだ怖い。。。)
また、肌も弱く、輪ゴム付けていると痒くなってきたり、ゴム手袋で痒くなったりします。恐らく圧迫されて痒くなる・ゴム手袋の粉で痒くなる。なのでゴムアレルギーではないと思います。
こういうこともあり、アレルギーの場所には結構書きました。特にゴムについては慎重なようです。(手術中使うので)一応ゴム系のものは使わないで手術するから安心してねと言われました。ありがたや・・・。
昔のことや、ちょっとしたことでもめんどくさがらずに伝えたほうが良いと思います。アレルギー以外にも、貧血ぎみとか、痛みに弱いとか、パニックになる等々あると思いますので、心配なことは全部伝えましょう!!
◎手術前検査の実施
私の場合は当日に手術前検査を実施しました。(2時間くらい)
見ていただけばわかるのですが、健康診断+αの内容です。病院によってはもっと時間がかかるんだろうなと思います。(しかも今はコロナ禍なので逼迫している病院は尚更かと)総合病院を受診するときは1日潰れる覚悟でいくのが◎です。
◎手術前書類提出
入院の誓約書を記入して出します。また、入院案内については主に入院・手術の準備物,病室(個室or○人部屋),医療補助制度について,コロナ感染検査の説明でした。
▼入院は個室がいいか大部屋がいいか?
私は期間も短いし怖くなったら彼に電話したいしと、思い切って個室にしました。が、高いです。ビジネスホテルに泊まると思って割り切りました。
患者さんの移動があり、1日ほど大部屋でしたが、音を出すのに気遣ったり、会話が聞こえたりして落ち着きませんでした。個室に移動してからは小さい音なら音楽かけてもいいよと言われ、音も出せたので安心できました。彼にも電話できて、安心を買ったのかな〜という気持ちでした。
ちなみに差額ベッド代と呼ばれるのですが、全額自己負担です。
"差額ベッド代は、公的医療保険の対象外のため、通常の診療や投薬なら1~3割の自己負担で済むところが、全額を自己負担しなくてはなりません。
さらに、公的医療保険の対象であれば、1か月の医療費の支払額の上限が決められている(高額療養費制度)のに対し、差額ベッドの場合は、費用負担の限度なしに自己負担となってしまいます。"
(価格.comはどんなものでもあるな・・・)
限度額適用認定証あるし大丈夫!と思っている方
"保険外負担分(差額ベッド代など)や、入院時の食事負担額等は対象外となります。"
長期の人は気をつけてください。私は入ると思ってました。。。
▼手術費どれぐらいかかる?限度額適用認定証って?
◎限度額適用認定証
上限は人によりますが、ある一定の額以上になった時にここまでしか払わなくていいよ〜と助けてくれる超いいやつです。日本ありがとう。
医療費が高額になりそうなときは限度額適用認定証をご利用ください。
医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、
あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口(※1)に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額まで(※2)となります。
どうやって申請するのかというと、会社で入っている健康保険組合に申請すればもらえます。人事は慣れているので、わからなければ一旦連絡してください。会社勤めてないんだけど!?という人は、配偶者の会社の保険や市の制度等もあるかと思いますので、調べてみてくださいね。
健康保険組合にお尋ねになるか、会社の人事担当者に聞いてみてもいいですね。最近は、それぞれの公的医療保険のホームページに申請書類が用意されていてダウンロードできる場合も多いですから、インターネットのサイトを見てみるのもおススメです。
◎手術費どれぐらいかかるの?
さあ気になるお金の話。手術費は5万円ぐらいでした。個室2日間だったのでそこに+1万円で合計6万円。10万覚悟してたので思いのほか安くてホッとしました。準備したスリッパやおむつ等も合わせると更に+1500〜2000円ぐらいだったと思います。
そして、保険入ってたよね!と思いだし、現在申請中です。30にもなって自分の保険もろくに把握せず働いて生きていました。反省。これから保険も入りにくくなるのかなあと思うと面倒さに拍車がかかります。保険、見直すか。皆様も気になるところかと思いますので、また保険について記事書いてみようと思います。
▼入院時の準備物
◎病院から提示されたもの
準備一個にまとめて!ってめっちゃ思いましたが、入院内容によって変わるから仕方ないんだろうなあ。
◎実際の用意
◆自分でまとめなおした持ち物
・バスタオル大3枚(小タオル2枚:体ふいたり顔拭いたり)
・行き帰りの服 ワンピ×2 レギンス×2 靴下×2
..パジャマ(レンタルするのでなし)
・下着 黒いパンツ4枚 ノースリーブ×2
・生理ナプキン 多い日用10枚
・ヘアゴム 2個
・前開きショーツ:病院の売店で買う
・ナプキン大(ほぼおむつ):病院の売店で買う
・保湿剤
・常用薬 ロキソニン・キンダベート
・お風呂セット(シャンプー・リンス・石鹸・デリケート用ソープ・洗顔・歯ブラシ・歯磨き粉・化粧水・乳液)
・コンタクト
・メガネ
・目薬
・ビニール袋 3枚
・充電器(スマホ/ipad)
・本
・上履き
・ティッシュ
・イヤホン
・筆箱
・書類系(記入面倒です!お早めに!)
└限度額適用認定証・入院誓約書・氏名表示許可書・チェックリスト・検温表
※家族の情報・連絡先等書く必要あり!私はすぐに連絡がついて飛んで来れるのが彼だったので彼に話して名前を書きました。本人自筆と書いてあることを後から見つけたのですが私が書いたもので大丈夫でした
使わなかったものもありますが、こんな感じです。
◆入院の時あってよかったもの
・日常を感じられるもの
└手術寸前や術後は不安になるので
・水・お茶500ml×5本ぐらい(売店で点滴の前に買っておく)
└便の出をよくするために水分大量摂取。点滴すると動くと痛いので2lだと飲むの面倒になります。
・イヤホン
└数人の部屋だと音出せないので。
◆持っていったけどいらなかったもの
・シャンプーセット
└お風呂入らなかったのでシャンプーセットは使いませんでしたが長引いたりする可能性も考えると念の為必要かと思います
・ナプキン
└術後必要なのですが、入院の時はオムツを買ったので(婦人科セットなるものがあった)必要なかったです。ただあんまり動けないことを考えると家には買いだめしておくべしです
※入院着レンタルしましたが、家から持ってきたゆるい服で十分だと思います。THEパジャマ!って感じでも全然浮きません。ワンピース状態の長い上とゆったりしたズボンがおすすめです!
確実にあるといいものは普段を思い出すことができて落ち着けるものです。私の場合手術終了後、手術台⇒そのまま使ってたベッドに移動してもらったので、敷いてたタオルがいい仕事してくれました。(めっちゃホッとした)
あと点滴すると寒くなるので、その時を考えてゆるっとした羽織りもの(私はバスタオル羽織ってました)があるといいかもです。
大体大きめのリュックにパンパン。帰りのことも考えると紙袋にいくつか入れると良さそう。という感じでした。
▼円錐切除:入院当日〜手術〜退院までの流れ
1日目ってなんであるのかなと思っていたら、説明・絶食準備でした。
◎看護師さんからの説明
説明されるのは、入院のルール・退院後の生活・手術のスケジュール・手術や麻酔についてです。
↑スケジュール
↑腰椎麻酔による手術について
この時にわからないことはどんどん聞きましょう。ただ説明はざーーーっと過ぎていくので、読んでからわからないことがあったら聞きましょう。不安はできるだけ取り除く!が大切。
このほかにも実際の写真を使って手術室や体勢の説明をしてもらいました。わかりやすいし怖がらないでいいよ。と女神のような優しさでした。
◎入院中の実際の動き
ざっくりですが実際にやったことです。
◆1日目
13:00 入院受付・寝巻きレンタル
13:30 病棟受付・入院説明(病棟案内・スケジュール・必要物確認・使用中の薬剤チェック)
14:00 点滴の管入れ・弾性ストッキングサイズチェック
14:10 一通り終わり
15:00 手術までの手順説明・気をつけること
15:30 説明終了
15:40 担当の先生挨拶
18:00 夕食
21:00 飲食禁止 ※お風呂は家で朝入った
◆2日目
7:00 体温・血圧チェック
8:25 産婦人科回診
8:45 点滴開始(体に水分入れるため)
10分後喉の渇きが減ってきた。すごい。
12:30 手術開始のはずが急患が入り結局夕方に
17:00 血栓防止用の弾性ストッキング・手術着着用
18:00 歩いて手術室へ
19:00 病室戻る
22:00 麻酔がほぼ切れて動けるように/下腹部が痛む
夜中 下腹部が痛い&麻酔の感覚が気持ち悪く何度も起きる
◆3日目
6:00 飲食OK
血液検査
尿管を抜く→トイレ→ストッキング脱ぐ
8:00 朝食
8:30 術後診察,止血ガーゼを出す
10:30 お会計済んで退院
◎点滴
点滴の針が意外と痛いです。風邪をひいた時の点滴とは違い、手術時に輸血の必要があったときも耐えられるような針なので割と太いし長さ3~4センチ(目測)ぐらいあります。刺す時もまあまあ痛いですが、入院中入りっぱなしというのが地味に辛いです。あと私は肌が弱めなのでこの貼って止めている部分がすごい痒いです。
↑1日目の点滴の管だけ入れたとき
↑点滴入れた後(生々しいのでうさちゃんのスタンプで隠しておきます)
体に水分を入れる薬を投入。(1時間ぐらいです)流すときにちくっと痛みます。その後ひやっと。寒いです。刺さったところより下の手のひらまでが特に冷たいです。徐々に右手も冷たくなってきて、体めぐってるなー!って感じます。めっちゃ寒いので夏でも長袖のゆるりと羽織れるものがあるといいと思います。なんかこれだけで怖くてソワソワするので、看護師さんとコミュニケーションを取ることをおすすめします。初日で仲良くなっておくと、手術当日の安心感が違います。
入院中暇だし本読んでipadで色々〜とか思ってましたが、点滴の針のせいであまり動く気起こりません。肘曲げてると逆流するので注意!!
◎手術直前準備
手術の1時間前の手術着に着替えてからは想像以上にビビります。私は藤井風とvaundyを聞いて心を保ちました。
↑マジックテープで剥がせるようになってる
↑血栓防止用の着厚靴下
▼円錐切除:いざ手術へ
知ってると知らないとで心の準備レベルがまるで違います。やっぱりこわいもんはこわいですので、心の準備は最大限しましょう。いざ手術室にいくのですが、この時本当に事前にどんな場所か写真を見せてもらってよかったなあと思いました。自分で手術台に上がるのマジで緊張します。当日イメトレするのをおススメします。
いざ手術。なのですが、ドラマとかだと寝たきりで運ばれていきますが、円錐切除は普通に歩いて手術室まで行きます。シュールです。
手術室は「ドラマで見たやつや・・・」ってなります。右腕に患者用のバーコードをつけているので、それを読み取り、名前を確認。本人も名前と何の手術を受けるのか言って念入りに確認します。このときにヘアキャップをして眼鏡を外します。(0.1以下なので何も見えん。)
そのまま手術室の一つのブース?(いっぱい手術室が並んでる)に入ります。
自分で手術台に座って、仰向けになります。このとき血圧計もつけてもらうのですが、血圧がやたら高く、びびってるのがバレました。そして服を剥がされてタオルをかけられた状態に。この後心電図や点滴など色々繋がります。
▼円錐切除:腰椎麻酔
いちばんびびってたやつですが、そこまで痛くなかったです!
腰椎麻酔のために背中を出します。局所麻酔の後に腰椎麻酔が入ります。痛みはちくっとした後、圧迫するぐっとした感覚が怖いです。液体が入って圧迫される感覚があります。
その後、麻酔がかかっているか確認されます。冷たいものを当てられ、冷感を感じるかの確認です。皮膚の触感はずっと残ります。表面だけ感覚があって内部がなくなります。このとき冷たいと感じるのに冷たくないですと進めてしまうとダメなので注意!
怖さのピークはこのあたりでした。痛かったらどうしよう!とか、何が起こるか分からないのが怖かったです。
本当に皮膚の感覚はずっとあって、身体の中は無って感じです。なので、皮膚を触られる感覚があるので、こんな中切られたら無理。と怖くなりますが、実際中の感覚は無いので安心してください。
そして、この麻酔が意外と気持ち悪くて動けない感じがパニックになりそうになります。過呼吸になったりパニックになったりするタイプの人は事前に言っておきましょう。看護師さんが優しく手を握ったり話しかけたりしてくれると思います。
▼円錐切除術開始
切るのは10分ぐらいと言われても怖いもんは怖かったです音楽に集中するか脳内で別のことを考えるのが良いです。あとは祈る。。
手術室では病院によっては音楽をかけてくれています。オルゴールで米津玄師がかかっていて、それに集中するとどんどん落ち着いてきました。(ありがとう米津玄師)
実際中の感覚は無いので、ピーピー聞こえて肉が焦げた匂いがしている間に終わりました。(焼いて止血する)
痛くないんだ!とわかると途端に安心して落ち着くことができました。
手術中、意識があるので当然先生と看護師さんの会話や動きが見えます(目の前にシートがかけられるので直視はしないです)。処置が早く済むように全力で頑張って戦ってくれている姿にかなり感動します。そしてもちろん自分の身体なので自分も戦っています。まさに同じ戦いに挑んでいる戦友のような気持ちになります。(そんなことを考えていれば手術は終わります)
◎手術終了後
色々外したり移動の準備をする中で、帰ったらうなぎ食べたいな〜みたいな砕けた話をしました。全然話してないけど戦友なので、心が通じ合う気分になります。(あと、とった患部見る〜?と言われたので見ておきました。焼肉のホルモンみたいでした)
▼円錐切除:手術直後〜翌日
手術後は麻酔が効いているので腰から下は全く動きません。トイレにも行けないので、尿道に管が入れられています。(手術当日は絶食なので固形物は出ないし尿も最小限)
◎麻酔の感覚気持ち悪い
麻酔って動けないだけでしょと思ってたのですが。これがめちゃくちゃ気持ち悪いし怖いです。このまま麻酔が取れなかったらどうしようみたいな恐怖に襲われます。曲げた足を伸ばしたいな〜と思って足を見たら真っ直ぐだった時は衝撃でした。私は3時間ぐらいである程度動くようになりました。
麻酔が合わなくて吐く人もいるようです。これらを考えると手術怖かったけど全身麻酔じゃなくてよかったなあと思います。(したことないのでもしかすると全身の方が楽かもしれませんが)
◎麻酔が切れてから
麻酔が切れると下腹部が痛くなります。ひどい時の生理痛に似てます。耐えられなければ痛み止めを点滴してもらって下さい。鈍痛で夜何度も起きました、痛みどめは結局もらわず耐えられました。(夜中なので薬合わなくて何かあったらどうしようと思った)
翌日起きたらかなり痛みは減っていて、朝食後ロキソニンを処方されてからはかなり和らぎました!
◎尿道に入れた管
麻酔が切れると、尿道に入れている管が気になります。ずーっとトイレに行きたい感覚になります。膀胱炎になったことがある人はその時みたいな感覚です。翌日の朝この管を抜いたのですが、想像より長いです。6センチ(男性と同じなんだそうです...なんでやねん...)。言わずもがな痛いので気合を入れて下さい。その後も尿が出るときにしばらく痛いです。地味に辛い...
◎翌日の診察
手術翌日、診察時に止血のガーゼを取ります。手品で喉から旗が出るマジックあると思いますが、完全にあの感覚です。ちょっと痛いです。
終了すると先生から色々説明があり、次の診察の予定合わせになります。私はすぐ仕事していいよと言われましたが、1週間お休みを取りました。(後に2週間に)
▼円錐切除術後の行動制限
医師や術式によって違うので必ず聞いて下さい
・入院の期間:3日(手術自体は30分)
・仕事復帰:退院後すぐ※仕事できますが出血リスクあるので2週間後がおすすめ
・お風呂(湯船):約1ヶ月後(術後診断次第)
・性行為:約1ヶ月後(術後診断次第)
・飲酒:特に制限なし※出血怖いので自主規制1ヶ月
以上、手術体験談でした。簡単っていう割には怖かったけど、痛みとしては思ってた最悪のパターンより全然痛くなかったです。
これから受ける方、不安だと思いますがお医者さんと看護師さんを信じていればきっと大丈夫です!
詳しく聞きたい!があればtwitterもやってますので気軽にご連絡くださいね。
↑最新ツイートが表示されます
↓続く
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▼生理不順の無い元気な30歳働き盛りが円錐切除手術をうけた話
・まとめ編|前段:知っておきたい話
・まとめ編|本編:実体験編
・情報収集編|わからなくて怖いを無くしていこう
・子宮にまつわる検診編|痛いの?
・過去の検診〜高度異形成発覚編|症状がほぼない
・入院準備と手術の実体験|正直怖くて半泣き ←この記事
・術後編(翌日〜2週間)|貧血にご注意
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