行政の災害対応力強化への提言を発表
8日午後4時42分ごろ、日向灘を震源とする地震があり、宮崎県日南市で震度6弱揺れを観測しました。地震と共に、初の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表もありました。被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
その地震が発生する直前の同日午後4時
私が事務局長を務める「東海防災・減災力UPプロジェクト」は、国及び県・市町村に対する災害対応力強化への提言を発表させていただいていました。
提言の中で強く訴えさせていただいたのは次の3点です
①トイレ、キッチン、ベッド、水環境シャワーの活用による避難所環境改善、トイレトレーラー確保
②女性視点を取り入れ、母子や妊婦に対応した避難所設置、女性への性被害を防ぐための対策推進
③家具の固定や建物の耐震化など事前防災推進、住民一人一人が事前防災に取り組めるように防災教育や啓発活動の推進など
この3点を特に強く訴えさせていただいたのは、2月に参加した石川県穴水町での被災地ボランティアでの経験があったからでした。
このボランティアを通して、避難所のトイレ、キッチン、ベッドを改善する重要性や女性視点を取り入れた避難所運営の必要性を痛感致しました。
政治の使命は国民の命を守ることです。
南海トラフなどの大規模災害に備え、引き続き、国、県、市町村と連携し、防災・減災力を向上させ、国民の皆さまの安全・安心を守ります!!