小説「フクキタル」についてのお知らせ
小説家になろう様にて公開しておりました私の青春小説「フクキタル」が、FM802 Palete 小説家になろうNovel on Radio様にて、朗読して頂いております。
毎月1作の投稿作品をピックアップし、メインパーソナリティーの豊田穂乃花様とゲスト様とで朗読してくださるのですが。
非常に幸運なことに、拙作「フクキタル」が2021年1月の朗読作品として選ばれております。
嬉しい!
ゲストは声優としてご活躍中の降幡愛様です。
まさか拙作に本物の声優様のお声が付くなんて。夢ですか?
FM802様は大阪の放送局とのことで、大阪周辺に在住の方はラジオはもちろんの事、スマホからでも視聴可能です。
道民の私は、ライブで聞くことはできないのですが(ラジコのプレミアム会員の方は放送局の所在を選ばずエリアフリーで視聴可能)、朗読パートは毎週月曜18時にYouTubeにも公開される【リンクはこちら】ので、もし興味を持っていただけましたら、ぜひぜひ、ご視聴ください。
フクキタルのあらすじ
フクキタルは、二人の少女に焦点を合わせた、青春小説です。
元天才子役「藍川紫苑」は、自分以上の才能を持つ本物の天才子役と出会い自信を失ってしまいました。
しかし周囲の大人たちからの評価は変わらず、藍川紫苑は天才だと言われ続けます。
自分が天才ではない事は、紫苑自身が一番よく理解していました。
紫苑は周囲からの期待に応えるため努力を続けますが、どれほど努力を重ねても、本物の天才には敵う気がしません。
やがて紫苑は、他人の言葉を信じられなくなってしまいました。
どうしてみんな、私が天才だなんて嘘を吐くのだろう。
どうして下手くそな演技を上手だと言うのだろう。
疑問は不安になり、不安は恐怖に変わりました。
やがて決定的な出来事が起こり、藍川紫苑は子役を続ける事ができなくなってしまうのです。
対人恐怖症を発症した紫苑は、人の少ない田舎町へと引っ越します。
そこで出会ったのが、紫藤紅葉という同い年の少女でした。
初めて出会った時から無条件の親愛を向けてくれる紅葉の事が、紫苑は大好きになります。
小中高と同じ学校に通い、たくさんの時間を共有して確かな友情を育む二人ですが。
二人とも過去の経験からくる「親友にも言えない秘密」を抱えていました。
高校卒業という人生の節目が切っ掛けとなり、二人は互いの「秘密」と向き合う事になります。
ちょっと面倒くさい性格の藍川紫苑。
一途でちょっと馬鹿な紫藤紅葉。
『この二人だからこそ乗り越えられる物語』になっております。
「電子書籍」と「ラジオ朗読」とで異なる部分
電子書籍では放送時間の制限がないため、朗読台本として編集される際にカットされたシーン・設定がそのまま含まれます。
また、ラジオ朗読版は小説家になろう様にて公開中の原作「フクキタル」をベースに編集して頂きましたが、私は現在『ほぼリライト』と言って良い大規模修正を行っております。
ですのでラジオ朗読をご視聴くださった方。すでに公開中の原作をお読みくださった方でも、『読んだことある感』なくお楽しみいただける文章に、結果としてなっております(修正作業は地獄のようですが)。
イラストレーターゆうひる様に依頼させていただいた「表紙、挿絵6枚」も既に私の手元にございます。
素晴らしいイラストが付いた状態で「フクキタル」を読むことができるのは、今後出版されます「電子書籍版フクキタル」だけです。
ラジオ朗読をご視聴くだされば、メインキャラである紫苑(CV降幡愛さま)と紅葉(CV豊田穂乃花さま)の音声を脳内再生することも可能です。(個人出版でこれができるのは、かなり幸運な事です。本当に)
表紙イラスト(タイトル、クレジット入り)
私は現在も修正作業を進めております。
一日でも早く皆様のお目に届く状態にできるよう、努めて参ります。
ぜひ「電子書籍版フクキタル」と「Writing Life Works」にご注目頂けますよう、よろしくお願いいたします。
※現在全力で本文修正作業中です。1月中の出版を目指します。
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