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【黒酢すぶたとバローロ】
上海料理の濃厚な黒酢を使ったすぶたと、イタリアワインの王様バローロの組み合わせをご紹介します。
すぶたはソースこそ濃厚でコク深いですが、お肉は白系の肉の豚肉です。あまり強いワインを合わせると豚肉にはちょっと荷が重くなりますので、程よいボリューム感とスパイスの風味、
少し酸化的な要素があると素材とソース両方にリンクする組み合わせが作れます。
北イタリアのネッビオーロのいう品種はまさにコレで、キメ細かなタンニンとシャープな酸味料理に対してもアクセントになります。
今回の生産者はエットーレ・ジェルマーノ、セッラルンガ・ダルバに居を構える伝統的なテイストを表現する生産者。パワフルさと適度な酸化熟成感も黒酢の深みと調和します。
トップ・キュヴェのヴィーニャリオンダの華やかさと味わい深さは格別で、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネの一級畑のよう。
今回合わせたすぶたは衣にスパイスを仕込ませてあったので、更にスパイス風味も相乗して、美味しいペアリングになりました。
是非お試しください。