CeVIO・VoiSona楽譜入力のコツ:⑤譜割りは「自然に」
※この記事は「いぬいぬ流CeVIO・VoiSona楽譜入力のコツ」の 11個目の記事です!
楽譜入力のコツ⑤:譜割りは「自然に」
歌詞のノートの割り当ては、基本的に人間用の楽譜と同じです。人間用の楽譜でやらないような不自然な譜割りはやらない様にします。
具体的にはこーゆーのです↓
✖「すべてを1音1ノートにする」
よく、「CeVIOはノートに何音も歌詞が入れられる!」って言われますよね?あれはホントーはただしくないです!
だって人間が歌う用の楽譜と同じなんで、
むしろ!そーじゃないとダメ。不自然です!
1ノートで複数の音を発音するなら1ノートのままにしておかないと、歌い方が変わっちゃいます!
CeVIOに違う楽譜を渡してることになるので!
(そっちの歌い方がいいならいいんですけど!)
・✅ノートに複数歌詞を入れるのが基本
・⚠️歌詞の1音ごとでノートを割るのは例外
って考えたほうがいいです!
※ちなみに「音」って書いてますけど、厳密には「モーラ」です。詳しく書くと、「文字単位」や「モーラ単位」で割る必要はないし、やらない方がいい、という感じです。
たとえば、「もんじゃだいすき」という歌詞の場合は
「もん」や「じゃ」はつないだほうがなめらかで自然に歌います。「だい」も割らない方が自然だったりします(二重母音的に歌います)。
たま~に、ピアノとかのメロディ譜でも、歌詞を再現するためにわざわざノートを割って、複数の音で再現してる時があります。ちいさい「っ」とかもノートを開けてたりしますよね。歌用じゃなくて、ピアノ用になっちゃってるんですよね。なので買ってきたメロディ譜も安心できません。
こーいうのは、ピアノ→ボーカルに置き換えが必要です!
作曲中にボーカルを別の楽器で代用してたりする場合も注意ですね…!
ちなみに、自然になるおすすめの割り方は、「音節単位」です。作曲や編曲するなら音節単位を意識してください。
スラー指定も音節単位がいいです。これはあとで詳しく!
まとめ
✅ノートに複数歌詞を入れるのが基本(自然)
⚠️歌詞の1音ごとでノートを割るのは例外(不自然)
オススメの割り方は「音節単位」
ミニもくじ
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