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子ども達が楽しめるルールを見つけたい
学童にはいくつか細かいルールがある。4月1年生が入ってきてみんなでおさらいした。夏休みだけくる子もいるので、きっとまたおさらいする時間を設けるはず。
長年通っている子はもちろん、こうやっていろんなタイミングでルールのおさらいがあるのでほとんどの子ども達は覚えている。「もう、また~?」とおさらい時間を疎ましがることもしばしば。
歳を重ねれば、ルールはみんなが気持ちよく過ごすためにあるものであるとか、なんでそんなルールがあるのか理解できるけど、子ども達にとっては窮屈に感じることも多いと思う。
働き始めた初日に渡されたA4用紙表と裏に書かれたルールを見たとき、多っと思った。ルールというより注意事項のような。結構細かい。他の学童に行ったことがないから比較できんけど、うちの学童はルール多めな印象。
そこには載ってないルールがある。そして人によってそれは異なる。
遊びのルールだ。
うちではドッジボールのルールでしばしば揉める。大人も子どもも。なぜならわたし含めて4人のスタッフでルールが若干違うからだ。
学校とは違いドッジするにも広さが足りない。バレーボールのコート半面分ぐらい?の敷地でやるので、狭い狭い。学年も混同しているので、高学年が本気で投げたボールが当たって泣く低学年もいる。そんなこともあり、学童版ドッジのルールが設けられている。
①学年関係なく投げる力が強い子は聞き手とは逆の手で投げる
②顔面に当たったのははセーフ、頭、耳はアウト
③地面スレスレの足元でキャッチした場合、地面に着いたか判別が難しいので微妙はアウト
④ボールを掴んで投げない(ゴムドッジボール使用のため掴める)
などなど、ほかにもいろいろあるが特に①に対して一部の子どもたちから反感を買っている。そりゃそうだ。慣れない左手で投げりゃコントロールも威力も半分以下で投げるたび「あーーーーーー!!!!」と言っている。
しかし、慣れてない1年生はもちろん、ドッジやってないほかの子に当たってけがしても怖いので、申し訳ないが利き手とは逆で投げてもらっている。
③についてはスタッフによって判断が違う。スタッフによっては「スタッフがジャッジしてあげなきゃダメ」というスタンスの方がいて、わたしは逆に子ども達でジャッジさせてますが・・・と思ったけど言えんかった。
理事長に確認して、大まかなルールは共通してるのは大事やけど子ども達が楽しめるならスタッフによってルールが違うのはあり。と言質をとったので保育スタッフに伝えた。
大人が先導する。教えてあげる。のスタイルもわかる。そりゃそうだ。の部分が多いし、これまでずっとそれで学童やってこられたわけで間違いではないだろう。
わたしはまったく別の畑から来た言わば外国人のような存在。だから、上に確認しつつだが基本子ども達にジャッジもそうやし意見を聞く。どうしたい?この場合は?ドッジの前にはルール確認もしていた。
「アウト?セーフ?今のどっちやった?」と子どもから聞かれたら答えるけど、子ども達で正当にジャッジできるなら任せたい。
それにドッジにかかりっきりになれないってのもある。砂場で遊んでいる子も縄跳びしとる子も話しかけてくる子もいる。そんな時に、今のアウトやんな?と急に言われても「ごめん、見てへんかった。見とった子どっちやった?」と聞くこともある。なんなら多い。
外遊びの担当になることが多いので、今後もきっとルールでもめる。その度にどうしたら多くの子たちが楽しめるか子どもたちと一緒に考えていきたい。
これからどんどん熱くなるで、外遊び…しんどそう。でも運動不足解消になるし、立ちっぱなしやし健康になるかも。と超絶前向きにこれからも外遊びがんばる。