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やってみたい気持ちだけできた

『やりたいことがあるって素敵やと思います』最近職場の女の子に言われた。わたしは割と自由に生きてきたかもしれない。

妊娠するまで、仕事しながらも好き勝手してきた。仕事は基本派遣だったので、合わなければ期間延長せず退職。今まで10以上の企業で働いた。留学もしたし、無職になって職業訓練通ったり、一人暮らしもしたし上京もした。気になる習い事やとりあえずやって資格もとった。

それなりに大変やったりしんどかったりしたけど、思い返せば自由奔放やった。心のどこかで「結婚したい!!」「誰かに養われて一生漫画読んどりたい!!!」と思っていたが同じぐらい「結婚はムリだー」とも思っていた。

しかし37歳で妊娠。念願のお母さんになれた。妊婦やった10ヶ月は人生で一番不安だったが、それ以上に最高に幸せな時間を過ごした。

息子一色の生活になったが、わたしの人生はわたしが主役。これから自分はどんな未来を歩んでいこうかと常に考えていた。

なにか不便なことや理不尽なこと、無駄なことを見つけると「こんなサービスえんちゃうかな」と考えていた。漠然と起業っぽいこと。

当時は知識がないから起業するにもお金がいると思っていたし、誰にどう言ったらいいのかもわからない。そもそもどうやって始めるんや。まずは屋号を考えるか。そんなことをウダウダ考えて時間は流れて行った。

そんな時に猪原有紀子さんと出会い、起業の0→1を学んだ。わたしは子どもの笑顔を増やしたい。特に、楽しくない学校に無理やり登校している子どもを笑顔にしたい。という大義がある。

「まずは子どもの現状をみよう」と学童に勤務し始めた。毎日本当に発見だらけ。ひとつの対応でも子どもによって、ヒットする子とまったくもって響かん子がおる。当たり前のことだが、相手は子どもと言えど一人の人間なわけで。そんなことをいちいち目の当たりにして学んでいる。

なんの経験もない素人がお給料をもらいながら働かせてもらえる今の環境にとても感謝している。子どもかわいいし。

自分でサービスを作ってリリースするのはいつかしたいと考えているが、しばらくは企業や団体、スクールなど地元で子どもたちのために活動されている場所でお手伝いしながら経験を積みつつマネタイズしたいと考えている。

自由奔放なところはおそらく今も変わっていない。学童も来年2月でやめて次は学校で働くことに決めている。そのことを言ったら冒頭のセリフが返ってきた。

人生100年時代としたらあと約60年もあって、元気でやりたいことできる時間は残りわずか。死期を迎えたとき後悔しないために、元気に動ける今やりたいことはやる、と決めている。そう思っても腰が重いことは多々あるが・・・。

子どもには「おもろいことしとるオカン」とうつればガッツポーズ。まずは自分が楽しもう。


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