怖いけど関わりたい
うちの学童には、支援学級に通っている子が数名いる。
元気な子が多く、他の子とあまり変わらない。しかし、話してみたり関わっていくと特性がみえてくる。わかってくるとどう対応していいのかを考えられる。言っても全然やめやんのは、どの子も同じやけど、もっと声のかけ方をわかりやすくとか試行錯誤の繰り返し。
支援学級に通っていないけど、サポートが必要な子もいる。検査を受けたら名前のある診断が下されるのかもしれないし、性格や特性なのかもしれない。ただ、現時点でサポートが必要なのは親御さんもわたしたちも共通認識としてある。
先程引用に使った文科省の支援学級に書いてある対象ではないけど、支援が必要なのではないかと思う子どもは多い。それは、問題の解き方がわからない、次何をしていいのかわからない、など、声をかけてあげる、または子ども必要な時に聞ける・サポートができる環境。
現代の学校制度は破綻しかかっている。先生への負荷がすさまじい。ブラック企業と変わらない。「部活はボランティア」と言われた時は衝撃だった。働き方改革が良く作用している先生はどれほどいるのだろうか。
先生たちが子ども達のために全力で気持ちを向けるとか、現状無理よりの無理じゃね?と部外者ですら思う。子ども達だけに全集中できる環境にいる方は少ないでしょう。少なくともわたしが実際お話した先生方は苦しんでいた。
先生と生徒の人数対比がおかしなところもまた、生徒に目が行き届かない原因のひとつ。本来サポートが必要な子に先生が付きたいが、そんな人員いない。「4月の時点で先生の数が足りないんです。」最初言われたときは理解できなかった。とにかく人が足りてない。
先生って人気のない職業なのでしょうか。確かにわたし自身教諭になりたいわけではない。けど子どもとは関わりたい、とてもわがままなこと言ってます。
学童で学ぶことはまだまだある。できることもまだまだある。支援学級に通っていない気になる子たちへの対応も試行錯誤。子どもでも大人でも人と接することは難しい。子どもは素直な分、今の対応は違ったか。とわかりやすく反応が返ってくる。相手が大人でもこどもでも人間が怖いことには変わらない。でも怖いけど好き、関わりたいと思う。
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