ブラウンズ2023ドラフトDay2(俺たちのDay1)
3-74 WR セドリック・ティルマン Cedric Tillman(テネシー) 6-3/213
待望の、高さとスピードのバランスを備えたワイドアウト。現ロスターでは最高身長WRかつ動きも軽快。FA市場でスロットタイプの小兵ばかり集めて、あれ?今年もフィジカル寄りのDPJに依存するのかと思った矢先のこれ。GMベリー曰く、ティルマンがここまで残っているとは思っていなかったらしく、誰を想定していたかはわからないがうまく刺さったピック。
昨年ケガで成績が目立たなかったのが3巡スリップの原因と思われ、さながら前走鼻出血で惨敗して人気を落としたGI馬であるから初年度1300ydは堅いであろう。ワトソンが5000yd超えを果たすならこれでも非常に控え目、謙虚さを前面に押し出した公算となる。
3-98 NT シアキ・イカ Siaki Ika(ベイラー) 6-3/335
公表体重は335ポンドとなっているが大学ではだいたい360ポンド前後でプレーしていて本人は350ポンドまで絞りたいと言っているそうな。335てなんやねん
とまあ数字の話は置いといてビッグノーズは個人的には好み。頗る好み。当然ブランドン・ウィリアムズ級なのであろうと確信しているものである。
新DCのジム・シュウォーツという人は(宗旨変えしていなければ)「4メンで何とかせい」というクラシックな考えの持ち主であり、そのためにはブロッカー2人を食う圧力を持ったDTの存在が前提となるので、ある意味2023ブラウンズを象徴するピックといえる。
もちろん、それを体重にばかり求めるほど安易ではないだろうが、言うてNFLの戦術トレンドは振り子。軽量化スピード化に振れている今こそトムリンソン&イカが効果を生むかもしれぬ。
なお、小生もアーリーリタイアを考えるくらいの年齢に達しており、今もこれからも烏賊イジリをするつもりなど一切ないことを申し添える。Ikaはイカなのであってイカ以外ではないのだからイカと表記するほか術なく、なになにそんなん面白がっちゃってんのと思われるのは心外である。