日記(2020/11/28):四十而不惑
生きていれば
己の半生とも
寿命とも和解できる日が来る
***
不惑の日は未だに惑いの日であるが
目利きと姿勢さえ備わって来ているならば
惑う事は恐ろしくはない
地図を検(あらた)めて何処にでも行けるからだ
***
かつて歩いていた道は
放逐された素戔嗚(すさのお)の如く
辛く苦しい降り坂だったが
振り返って見れば今では輝ける道だ
これから行く道もそうであることを祈ろう
ここからが折り返し地点だ
***
振り向けば
山に紅葉の
天鵞絨(ベルベット)
白い雪路(ゆきじ)の
永き流離(さすらい)
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