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日記(2025/3/1):宇宙確定申告の終り

0.去年の記事

去年(2024年)の記事はこれです。
マイナンバーカードとマイナポータルと各種サービス連携の結果、思っていたよりはるかに簡単になっていた、という話をしています。
とはいえそれは俺が計算の簡単な賃労働者だからで、計算の複雑な自営業者や企業社長においては、計算で大変なのは変わらないはずです。手続きは簡単、というだけ。

1.令和6年能登半島地震による中古品買取にかかる雑収入

今年の私の確定申告ですが、去年とはだいぶ状況が異なりました。
2024/1/1、石川県では令和6年能登半島地震という大地震がありました。
我が家も被害が出て、食器棚から家財道具が落ちて割れたり、本の山が崩れてひしゃげて読めなくなったり、えらいことになっていました。
そうしたものを、捨てられるものは捨て、売れるものは売っていた訳です。

驚くべきことに、家の本とCDを断捨離めいて売り払ったところ、これで17万円くらい雑収入になりました。稀覯本とかプレミアCDとかがいくつかあったんですね。

確定申告では、類型的な収入以外は雑収入という扱いになります。
雑収入については、20万円未満の場合と、20万円以上の場合で、確か手続きとその難易度が違ってくるのでした。
私は地方公務員で、副業が原則禁止なのですが、20万円未満の雑収入の場合は確定申告さえすれば、職場的にも税制度的にも問題なく行けました。
20万円以上は未知の世界です。今のところやりたくありません。

さて、かなりあった雑収入は、適正に申告しなければなりません。
このプロセスは住民税に関するものであり、ここで申告しないと、場合によっては住民税の懲罰的上乗せ追徴がありえます。もちろんそんなのはイヤなことなのです。正規の手法でニコニコ明朗会計をするのが一番丸く収まる。

2.同人誌即売会にかかる雑収入

また、2024年4月に同人誌即売会がありました。

私は頒布側(本を作って撒く側)だったので、ここでも雑収入がありました。これも当然適正に申告しなければなりません。
(なお、今回は原作者である尾籠憲一先生が、この同人誌即売会にたいへん好意的であったため、税制度上以外のトラブルは存在しません。原作者が「ダメです」と言った場合、これは裁判になる可能性があります。同人誌即売会をやる時や、本などを撒く時は、そういうことがないかは念頭に置いておいて下さい)

3.寄附が控除の対象になる場合とならない場合がある

令和6年能登半島地震のため、入っている団体を経由して、1万円寄付を行いました。
それは現地で若干の役に立ったはずなのですが、実は寄附は確定申告の際に控除の対象になることがあります。

調べて見たら、私の団体の行った義援金は、控除の対象にならないようなのです。
そっかー。

4.医療費とかセルフメディケーションとか

医療費は10万円未満だったので、控除はありませんでした。
セルフメディケーション(サプリとか)も、これは「病院にこれを服用せよと言われた証明書類」が要るので、控除はありませんでした。
そっかー。

5.結果として17万円の雑収入で900円の納付を行った

結果として、
「17万円程度の雑収入のみがありました。控除はありませんでした」
という話になりました。

手続きの結果、900円の納付、ということになりました。

そーなんだー。
なんかもっとえげつない額を納付せなならんのかと思ってたが、そんなことはなかったぜ。
何事もやってみるもんだ。

ともあれ、今年の確定申告(ソンギリ)、終わり!
あー疲れた。

6.今年も雑収入があるので来年も確定申告をせねばならない

さて、売るものはまだあり、これらを断捨離するというか、中古買取してもらわなければなりません。
同人誌即売会もあります。(主催者によると今年で最後らしい)

雑収入、あるでしょう。来年の今頃も、適正に申請せねばなりません。やるぞ!


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