学校の問題と目的。
皆さんこんばんは猫鍋です。
皆さんは、世田区立桜丘中学校という学校を知っていますか?
この中学校は、なんと校則がありません。
校則だけでなく、定期テスト、制服、宿題、チャイムすらありません。
ですが、一つだけルールがあります。
「幸せな3年間を送ること」
この中学校、校長の西郷孝彦さんはそう述べています。
この背景には、特別支援学校で勤務していたとき、あることを痛感したそうです。
養護学校の生徒の多くは自分で食事などができない子や車椅子の子、うまく喋れない子もいる。それでも必死にコミニケーションをとろうとしていた。
最初の1年はどうしたらいいかわからなかったが、3年後、何不自由なくコミニケーションがとれるようになった。
そんな養護学校には悲しい現実があった。
例えば筋ジストロフィーという病気で筋力が低下し、それまで動けていた子が動けなくなってしまう。
中には、亡くなってしまう子もいた。
そんな、現実から痛感したのは養護学校の生徒たちが学校で「楽しい3年間を送る事がいかに大切かという事でした。
ここから西郷さんの「幸せな3年間を送ること」というルールが生まれたといいます。
その後、さまざまな学校での勤務を経て、2010年に世田区立桜丘中学校の校長になりました。
中学校では、意味のない校則が少なからずあると思います。
それを西郷さんは「合理的な理由がない。意味のない校則はやめましょうってことでやめました。僕、理系だから。理由ないじゃんって」と述べています。
こうして、校則は無くなっていきました。
学校の秩序を守る、いわば法律のようなものです。
そのため、校則がなくなると学校が無法地帯になってしまうと思われます。
ですが、校則がなくなり増えた事は「議論」だそうです。
「校則だから」「決まりだから」で言われるままにしてきたが校則がなくなりそうではなくなったそうです。
また、定期テストなどを廃止し、定期テストの代わりに小テストになったことにより勉強する習慣ができ、結果的に学力が向上しました。
そして、授業中に寝る自由があるそうです。
理由は、寝る(仮眠)の有効性は科学的に証明されているからです。
他にも、登校時間も自由だそうです。
僕の学校にも授業中に寝るのと登校時間の自由を取り入れて欲しいです。
このように、どの学校にももう一度学校の校則や目的を見直した方がいいと思います。
僕が思うに、桜丘中学校は将来の学校に近いと思います。
では、さようなら👋
参照:学校、行かなきゃいけないの? これからの不登校ガイドより