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治療経過_20190222
結局なんだかんだと闘病経過を綴るようになってしまいましたね。
元々の目的とは趣が異なってまいりますが、自身の状況を残していくのも良いかと。
また、本当に多くの方に激励・応援頂きまして大変感謝しておりますが、逐一状況をお伝えするのもなかなか難しいので、こちらで替わりにご報告できたらなという面もあります。
ただ、以前記述致しましたが、諸状況の変化についてリアルタイムで記載するのが困難なので、全て後追いの中身になりますこと御了承ください。
=経過観察=
その後の経過ですが、
2月上旬以降、特段変わりはなく、、諸々合併症、副作用については徐々に回復。
そのまま大きな問題がなければ3月下旬には退院できる見込みで動いております。
元々皮膚のGVHD反応に対処するための入院でしたからね。
現在の入院治療と今後のガン治療に関してもある程度リンクはするものの、別件という考え方です。
そしてガン治療=アドセトリス一回目の投与の結果ですが、CT評価として『リンパ節は縮小傾向』との結果が出ました。
効果が出ているということになり、一先ず安堵致しました。
これで少なくとも3週間、時間が稼げたわけです。
いや、結果を聞いた時の気分としましては『ヨッッッシャーーー』という気分だったんですが、そんなテンションの文章書けませんのでね(笑)
また、本来アドセトリスではそこまで骨髄抑制(白血球、赤血球、血小板などが下がる)はないのですが、移植後である為か、それぞれ数値が低くなってしまい、一旦2回目の投与を延期しておりましたので、少々鼻を折られるところもあり。
末梢神経の痺れも出ておりまして、こちらは重なっていく程に痺れが強くなり、下手をすると慢性化したり、運動機能障害まで起こす例もあるようで。。。
私としては『折角効果が出ているのだから、手の痺れなんて残ったっていいから気にせずに投与してほしい』『血球が上がって来ないなら輸血すれば、、、』なんて気持ちだったのですが、白血球等が戻ってこない=血液を作る能力がない状態(二次性生着不全)になってしまうリスクが一番怖いとのことでの延期。
(※二次性生着不全となるとすぐに再移植をする他に手が無いとのこと)
状況を見つつ休薬をしたり、減量しての投与をしたりというのはアドセトリス使用にあたってよくあるとのことでしたので、逸る気持ちを抑えつつ待つことになります。
気持ちは前向きにですが、焦らず。。。
=余談(病院食)=
以前にも書きましたが、私は今回の病気をする前は入院はおろか骨折すらしたことがありませんでした。
強いて挙げるなら小学校高学年くらいまで両肘にひどい脱臼グセがあり、かなりの頻度で脱臼をしていたくらいです(笑)
ちなみに印象に残っているところとしましては、
・校庭で遊んでいる時、勝負に勝って思い切り万歳をして→脱臼。
・夜寝ている間に寝返りを打つ際に腕を巻き込んでしまい→脱臼。
・遠足で公園に行ってすべり台の途中で引っかかり腕が伸びて→脱臼。
・左肘が脱臼したのを治してもらった帰りの車で、片腕釣った状態で
車を降りようとしたら右腕に変な力が入り→結果、両腕脱臼。
と、とにかく脱臼ばかりしていました(笑)
まぁ、そんなもので、今回入院した際には物珍しさから一時期少しだけ病院食の写真を撮っておりました。※体調等の関係で撮ったり撮らなかったりをしているうちに止めてしまいましたが。
入院中の病院食については保険適用内の自己負担額はどの病院でも一緒(460円/1食)ですね。
一部の病院やお金を払って頼む特別食を除いて、大概どの病院でも変わり映えはしないようですが、やはり病院食は味気ない。。。
そして今の世間の飲食事情を鑑みると金額に内容が伴っていないように思うのは私だけでしょうか。。
ワンコインでもそこそこのランチがとれるお店は沢山あると思うんですが。。
何故ね、これを書いているかと申しますと、今の病院食に出てくるドレッシング!
これに嫌気が差して、、、というのが動機です(笑)
併せて適当に病院食の写真を載せてみますが、どうでしょう?
460円の価値は感じられるでしょうか???笑
まずは動機となったこちらですね。
この右側のフレンチクリーミィドレッシングです。
そして、これをかける対象は大根、人参、きゅうりの細切りにワカメを和えたもの(しかも一度加熱されて冷やしたもの)です。
このTHE和風なクタクタ野菜にフレンチ。。
写真を撮り忘れましたが、この前日には茹でたほうれん草と人参の細切りに全く同じドレッシングが付いてきました。
この病院の管理栄養士は何を考えているのか。。フレンチ大好きなのか。。
そもそも野菜がなんであれ、出てくるドレッシングの8割これなんですけどね。。。
その他、恐らくはコストを抑えるためなのでしょうが、基本的に同じ食材を使った献立が多いという特徴があります。
もちろん病院食ですから栄養分を考慮した上でのものではありますがね。
人参、ほうれん草、いんげん、キャベツ、さやえんどう、この辺りの野菜は正にヘビーローテーションで1日3食の中には必ず入っております。
いや、1食の中で同じ野菜が2種の副菜に使われていることも多々ありますので2回/3食ほどの頻度で登場しているかもしれません。
同じ食材で複数献立が立てられれば仕入れにせよ在庫管理にせよコストダウンはできるのでしょうが、ドレッシングにせよ、食材にせよ、味付けにせよ、もう少しバラエティがほしい。。。
【朝食①】
この量の白米を海苔とゆで卵と味噌汁でかっこめというのはなかなかにしんどいです。
【朝食②】
パン・・・になぜ野菜炒め???
ちなみにパンは朝のみ、週に1回だけです。
【昼食①】
基本白米+副菜ですが、週に1回くらいカレーや麻婆豆腐などが急に顔を出します。
ここにもフレンチ。。。
【昼食②】
土曜の昼だけは麺類が出ます。
裏を返せば土曜の昼以外と週1の朝のパン以外は全て白米です。
ちくわと蓮根の磯辺揚げにそばとシンプルな献立ですが、、、上記の諸々があるためについつい『本当に栄養のこと考えてるのか』と疑ってしまいます(笑)
【夕食①】
メインの副菜はやはり魚が多いですね。
サバ、アジ、赤魚あたりが頻出します。
、、、そして隠れてはいますが右下にフレンチ。。。
【夕食②】
比較的良い時のですね(笑)
文句ばかり書いているようですが、もちろん普通の時もあります。
【ワースト1】
左にあります小さなビニールに入っているのは『ゆずみそ』です。
こいつと煮豆でどうやってこの量の白米を食せばよいのか。。。
【おまけ】
福岡の病院でのワースト朝食です(笑)
上と一緒ですね、、、この豆腐といんげんの白和えでどうやって。。。
しかもこの豆腐、温豆腐でして、醤油はなく薄〜い塩味がついています(笑)
ちなみに折角なのであまり被らないような内容のものを載せていますが、実際のローテーションでは同じ副菜が高頻度で登場します(笑)
頻出する副菜献立に関しては2週間もいれば3〜4回くらいは出てくるんではないでしょうか。。。
本当に余計な話題ですが。。
2019年2月22日 井上誠士