【検索の鬼#1】キーワード検索のコツをつかもう!
はじめに
本稿はいぬころんのマガジン「検索の鬼シリーズ」の第一弾です。
今回の記事は表題通りキーワード検索を軸にしておりますが、
今後の記事では画像検索や音声検索等、様々な要素をご紹介いたします。
筆者がGoogleの検索を主に利用していることから
Googleを活用したものを中心としていますが、
本稿のキーワード検索に関しては概ねどのサイトでも共通して
覚えておくと良い内容だと思われます。 お役に立てれば幸いです。
☆検索サイト(ポータルサイト)の例☆
☆Google:キーワード入力欄だけのシンプルなデザイン
☆Yahoo!Japan:ニュースや天気もここで確認できる!
☆MSN Japan:マイクロソフトのサイト。ニュース毎に見出し画像
キーワード検索で出来ること
複数キーワード検索(AND検索)
ということで早速検索してみましょ。
さて、結論からすればこれで問題はありません。
現在地周辺で美味しいランチが食べれるお店がゴロゴロ見つかります。
これは位置情報を基に近くのお店を探せるためです。
GPSがないパソコンでも現在地がわかっているかの表示になっていますが、
これは同じGoogleアカウントにログイン中のスマホの位置情報履歴によって
現在地がわかるようになっているためです。
さて、ランチのお店はOKでしたが、
飲み会の会場等の場合、必ずしも会社のすぐ近くでは無いかもしれません。
そのような場合は以下のように地名も入力してみましょう。
キーワードを複数にした場合、AND検索という機能が働きます。
このような結果となりました。
ここからキーワードを工夫するところまでは皆様されいると思います。
上司の好みに合わせて、居酒屋の代わりに「肴の店」や「焼酎の店」など、
組み合わせは様々だと思います。
マイナスキーワード検索(NOT検索)
さて皆様、「WBC」というと何を思い浮かべるでしょうか?
早速ですが検索してみましょう。
そう、野球好きなら誰もが知っている野球のワールドカップ的大会です。
しかし、この記事を見ている方の中にはこんな方もいらっしゃるはず。
「WBCはボクシングだ!あとから出来た大会のくせに!」と。
ということで、こんなときは「WBCだけど野球じゃない」の意味で
検索してみましょう!
今回の例であれば「WBC ボクシング」のように
「AND検索」でも対応出来ます。
しかし「ハリセンボン」等の場合、普通に検索すれば
「角野卓造じゃねぇよ!」がヒットすることになります。
「ハリセンボン -芸人」とすれば、お魚さんが出てきてくれます。
「site:」を利用して信頼できる情報源に絞り込んでみよう!
キーワード検索で検索結果に表示される情報源は様々です。
今皆様が見ているこの記事はnoteで見れますが、
内容自体はいぬころんが提供している個人からの情報です。
情報源が複数あるということはセカンドオピニオン的な裏付けができますが
一方で懸念されるのはその中に不確かな情報や誤った情報などの
デマが存在しうるということです。
例えばコロナ禍になってデマに遭遇した人は多数存在し、
正確な情報を仕入れるための手段として政府や自治体のサイトを参照する、
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そのような時に、情報源を絞り込む方法の1つに「site検索」があります。
先の例に従い、新型コロナウイルスに関する情報を政府から仕入れるときは「コロナウイルス site:.go.jp」としてみます。
『.go.jp』は行政府(government)のドメインのため、政府自治体など
行政機関の情報だけに絞り込んで検索することが可能です。
※この他に「filetype:」でpdfやpptxなどファイル形式を指定したり、
情報の発信地を指定する「location:」で国を指定するなどがあります。
はじめは掲載を予定しておりませんでしたが、取り上げた「.go.jp」のネタを
Twitterのフォロワーさんからご提案をいただきました。
誠にありがとうございました!
電卓としても利用できます←
実はGoogle検索、電卓としても利用ができます。
利用できる計算記号については下記のようなものがあります。
試しに「1+2^2*3-2」で検索してみましょう。
ちゃんと表示されました。
電卓ツールが表示されておりその内容からもわかりますが、
階乗や三角関数なども計算できます。
なお、余談ですが為替相場の確認もできます。
キーワード検索のコツ
キーワードを入れるときのコツ
我が家のおばあちゃんが実際に行った検索です。
べったべたの質問文でもはやキーワードではありませんが
検索に慣れていない方の中にはこのような方がしばしば居ます。
おばあちゃんはスマホ検索なので、キーワード入力欄が短いので
途中から変な文章になっていないか気になったようです。
もっとも問題はそこじゃないのですが・・・
さて、同じことをマイクロソフトのMSN「bing」で試してみましょう。
「みかんが血圧を下げるかどうかは聞いてない!」と
思わず突っ込んでしまいたくなりますね(^_^;)
二番目のサイトでも「グレープフルーツはNG」とわかりますが
みかんについても書いてあるか微妙です。
結果的にタイトルだけではすべてわかるわけではないので
ページを開いてみるのが一番いいのですが、
そのページに答えが載っていなかった場合は
時間の無駄になってしまいます。
そんなことのないように、キーワード検索を行う場合には
下記のことを意識してキーワードを入れるようにしましょう。
先程のおばあちゃん検索の場合、そもそも何に関する情報かといえば、
「血圧を下げる薬」について聞いていますのでこれを最初に入力します。
このとき、言葉が思いつくなら「血圧抑制剤」と変換しましょう。
「てにをは」などの助詞をつけないで入力できるのがベストです。
次に、血圧抑制剤について何を聞きたいかを入力します。
今回聞きたいのは「みかんをよく食べてる人が飲んでも良いか」です。
この中からすぐに単語として取り出せるのは「みかん」だと思います。
2つ目キーワードは「みかん」にしましょう。
今回はここまででもある程度情報が集まりそうですが、余裕があれば
最期に「飲んでも良いか」の部分を変換して入力しましょう。
要は薬との相性を聞きたいわけですから「相性」くらいにしておきます。
それでは検索してみましょう!
ご覧のような結果になりました。
参考までに筆者は最初の2サイトをチェックしましたが、何方のサイトでも
「みかんは問題なし」の解答でした。
ただし気をつけたいのは、「はっさくや夏みかん」など、避けたほうがよい
果物が他にも有ることがわかりました。
今回はみかんのみに絞って検索していましたが、おばあちゃんは
「グレープフルーツは駄目」=「柑橘類はだめ」 ではないかと懸念して
調べていたようです。たぶん多くの方はそうなのでしょう。
よって、気になった場合は「みかん」をちょっと広い範囲に捉えて
「柑橘類」などと置き換えて検索してみるのも良いかも知れません。
先ほどと同じサイトの前に札幌医学大学がまとめた資料も発見されました。
「影響の大きい・小さい・ない」に分けて果物が紹介されていましたので
ここまで調べることができれば今後に役立ちそうですね!
検索して見つけたサイトから重要な箇所を探す
さて、今回調べた血圧抑制剤とみかんの相性について、
検索の結果出てきたサイトの中には
その答え以外にもいろいろなことが書いてあります。
その中から答えを探すのもけっこう大変なものがあります。
こんな時、キーボードの「Ctrlキー+F」を押すと、
サイト内からその言葉が記載されている場所を探すことが出来ます。
今回の場合、「薬とみかんの相性が良いか」については
「みかん」の言葉があるとことに書かれているのが普通です。
サイト内のワード検索を活用し、情報を素早く見つけられると
とっても楽になります!
なお、スマホ版のGoogleChromeでも、画面右上のメニューから
「ページ内検索」を使うと同じ機能が使えます。