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🎵桃の色音頭 犬吠え
桃の色は新しく 予感に心動き出す
聞き慣れぬ声に押されて 灰色に置き換えてゆく
桃の色はクレヨン 箱の中
桃の色はさんご 海の底
桃の色は 生毛の懐かしさ
桃の色はしまおう もう触れない
へいよー 日めぐりて
はいよー 四方に生るなる
へいよー 色づいて
もぎに来てみなよ
桃の色を 忘れて長く
そのままに暮らしは続く
置き去りページの中に
自由と色が脈を打つ
桃の色は ひとつまみレモンと
桃の色は 光を混ぜ合わせ
桃の色は 目を閉じてもなお
桃の色は 確かに匂って
自分に禁じていた
若いほど憂鬱な真綿
透明になって
へいよー 抗いて
はいよー ひとり行く行く
へいよー 月が降りて
桃に染まるのよ
指揮者ブルーアイランドさんの本に、少女漫画や音楽に惹かれたけれど公言できない時代があったと書かれていた。自分の感覚を肯定できないのは辛いよ。
だが‼︎
少女にも少女全開にできない事情がある。
禁 ピンク
自然と赤、ピンクに惹かれていた。赤の絵の具に白を混ぜた時の不思議さ。
しかし保育園に行ったら、青や緑は男の色、赤やピンクは女の色☝️と聞いて衝撃だった。色に性別があるとは初耳。(余談だけど名詞に性がある言語の人も大変だね。)
いかにもかわいくて鏡を見ておしゃれしてるような子もいたけど、自分はつねに短髪でそっちじゃないと思い始めた。
いとこがくれたマンガ生徒諸君の影響もあるかも。主人公の双子の妹は病弱/優しさ/可憐、主人公は質実剛健/責任って感じ。
・軽薄に生きてたまるか って気持ちと
・ガーリィはそりゃ素敵だけど自分の柄じゃない って気持ち
小学校で男言葉があると知った。女が使うのはよくないもので
・規範のインストール
・判定
・出力制限
を都度求められる。それが不満で意図的に男言葉を使った。気持ちいいし。
ある時授業中先生に「幸一うまいよ!」といつもふざけてる後ろの男子の絵か何か褒めたら、公式に女子は男言葉を禁止されてしまった。新任の優しい女の先生で好きだったけど。友達に私のせいで自由が減ったとなじられたよ😕
そこからモノトーンの流行とも重なり赤系は決して選ばない寒色時代、キティも無表情でかわいいもんかと拒絶。
転校先にかわいらしいけど自称ボクって子がいた。本の趣味も面白くて最近もその話をしたよ。小学生なのに佐藤愛子(お父さんの本と判明)、ピーナッツ(スヌーピーのキャラでなく原作)、長じて風と共に去りぬなど。
高校の頃オリーブや装苑で、誰のためでもない自分のためのデザインに出会えた。母も言えば反映して作ってくれた。今そういう雑誌あるのかな?
民俗学を知ると、ボディペインティングとか装飾は性を問わず根源的な欲求だしね。
先日初めてピューロランドに行ったら過去の扉が急に開いた気分。
少数ながら男もいていいねと思った。
ピンク、レースが嫌いなんじゃない。誰も言わなくても自分で禁じていたという話。
ランドセルも好みなんて変わるし添い遂げる必要なんかなくて、安いバックパックを使い分けるでいいと思うよ。
自分の美意識を通すことはそれくらい大切だろ👍