<お庭>ローメンテナンスでOKの植栽選び
向かって左側が日当たりよく乾燥する場所のイメージプラン。右側が日陰の湿った場所のプラン。
沢山植えていく中で、うまくいったりいかなかったりして思ったことは、基本的なことですが…
「『植物選び』と『植える場所選び』がピタっとはまれば手入れが簡単。合っていなければ手入れを頑張ってもなかなか育たない」でした。
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私の師匠の師匠の師匠までたどると、宮脇昭さんに行き着きます。
ちょっと遠いけど、私の中ではこのことは大切にしています。
イオンの森づくりなどでもおなじみであった先生の専門は、植物生態学。簡単にいえば、「元々その場所に生えている植物こそが、その土地に合ったものである」という考え方で、新たに植林するときには必ずその土地の植生を調べておられました。
その場所の気候に合っていることは生育に良いだけでなく、風土・景観という面でも馴染みやすく良い点があると感じます。
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近くのお宅や河原で咲き乱れている植物は、見慣れてしまって目新しくはないかもしれませんが、自宅に植栽するときにそういうものを取り混ぜるとうまくいくように思ってます。
また、同じ庭の中でも水栓の近くには水を好む植物を、遠いところには乾燥に強い植物をなどと植え分けると、楽なお世話で育ちやすいようです。(局所気候)
私も初めて見るかわいい品種を思わず連れ帰って、枯らしてしまうこともあります。ダメだと思ったのに思い切って移植して、急にうまくいくこともあります。
枯れちゃったときは残念だけれど、あんまりお世話に失敗したと落ち込まず、うちの庭には合わなかったんだね~と気持ちを切り替えて、次のものにチャレンジ。
結局そうやって残ったもので、簡単な手入れでボチボチ…というのがずっと続いていく庭のような気がします。