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だってこの着ぐるみ脱げないんだもん。

人付き合いが苦手だ。でも、すぐ人を好きになってしまう。惚れっぽい。この人素敵だな、と思う瞬間は日々たくさんあって、その度に簡単に落ちてしまう。恋愛の話ではない。

昨日も、一緒に学校の役員をやっているお母さんに惚れてしまった。やろう、ってなった時の行動力がすごい。そして早い。他の人への思いやりも忘れない。嬉しい、ありがとう、って素直に言える。好き。

自分に無いものが多すぎて、持っている人へのあこがれが強いのはあると思う。すごいなぁ、って眩しく見える。尊敬…!と思ったらもうきらきらしちゃう。老若男女問わずそうなってしまうので、娘の友だちたちに対してもそんな有り様である。

変わった人にも惹かれる。変な人。癖のある人。例に出したら失礼なのかもしれないけど、娘の同級生のお母さんで、いつ見てもゴスロリータ?っぽい服を着てる人がいて。話したことは無いのだけどものすごく気になる。いつもツインテールの黒髪で、最初お姉さんなのかと思ってた。何かを偏愛してる人って好き。最近見てないけど「沼にハマってきいてみた」に出てくるみたいな人最高やんと思ってしまう。

あとはよくわからないけど博愛主義っぽい性質がある。主義、っていうようなこうあるべきとは全然思ってないのだけど、自然とそうなってしまう。たぶんこれいい部分と悪い部分とがあって、ちらっと読んだ程度なのでずれてるかもしれないけど凪のお暇のゴンさん的素養がある気がしている。

でもなんだろう、こんなに好きになりやすいのに、いざ話すとなると会話が弾まない。雑談が死ぬほど苦手。みんななんであんなに話すことが浮かぶんだろうって思う。すごく怖いことを書くけれど、好きだな、で自分の中でもう完結してしまっていて、それ以上は興味がない、ような気がする。誰にでも優しくできるのもそう。すごく愛情深いようでいて根はとても冷たいのだと思う。

昔はそれって最低だ、と引くほど泣いて自分を責めたけど、なおるようなもんじゃないと気づいてからは残念だけどそういう人間なんだなぁ、と受け入れている。だってこの着ぐるみ脱げないんだもん。なんで、どうして、はもういいんだ。手持ちのカードで生き抜くしか道はない、と思っている。

なんだか話が大幅にずれていってしまったけど、役員の仕事しっかりやるぞ!という話でした。こんなわたしでもやれることはあるから、やれることをやろう、と思う。米津さんの毎日を聞きながらがんばります。ハイホー。











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