「ちょっと画像を引用したい」時の著作権表示まとめ
キュレーション活動の際、画像の出典元がちょっと曖昧になり、リスク管理視点でヒヤヒヤします。備忘として「使っていいかどうか」基準をまとめます。
でも出典元の免責事項はそれぞれ違うからね!やばい時は腹を括られたし。嫌なら免責事項をよくお読み。
wikipediaの画像
二次利用が可能です。クリエイティブ・コモンズの規則に従いましょう。
・クレジット不要
"パブリックドメイン"および"CC0"
・クレジット必須
"人間マーク"は著作権者の表示を求めている表示です。
さらに↓のような条件が細分化されます。
一番多いのがCC-BY-SA3.0とか4.0ですが、バージョン表示の違いは表記内容の違いなので、指示に従いそのまま載せます。
google画像検索でヒットする画像
あくまで「google検索で表示された画面」=UIのキャプチャでない限り、二次利用はリスクが高いでしょう。
googleのUIキャプチャについて改変は禁止となっています。
公式サイトの画像
著作者の同意を得ていない場合、以下の条件で"法的には"引用可能です。
1.主従関係が明確であること(明確性)
2.引用部分が他とはっきりと区別されていること(明瞭区別性)
3.引用をする必要性があること(必要性)
4.出典元が明記されていること(出典)
5.改変しないこと
引用: https://topcourt-law.com/intellectual-property/copyright_low_quote
※著作物の管理に厳しいところや肖像権が絡むときは免責事項を熟読の上、許可を得て引用してください。
フリー素材サイトの画像
クリエイティブ・コモンズの表記が必要なサイトや、独自のクレジットを義務付けする素材サイトもありますのでご注意ください。
また、業種により使用が制限されることがあります。
・公序良俗に反する媒体
・差別など反社会的な表現をする媒体・・・etc
素材にケチがつくような使い方はどこも嫌がりますので、常識の範囲内で使いましょう。
画像だけでなくあらゆるテキストも
同じように扱いましょう。