F2020- Avenue Beat 〜圧倒的『それな』感。脱共感が呼ぶ共感。そう2020年はぶっちゃけクソだったよね。〜
◆可愛くて、リアルで、等身大・・
Youtubeの動画ページに書いてあった『誰もが“それな”と言いたくなってしまう2020年の世界的アンセム』
ほんとそれな。
『肩の荷が降りたわ』
彼女たちの曲を初めて聴いた時に感じた感情、そんな表現が一番近い気がします。なので、この曲を改めてご紹介したいんです。
僕以外にも肩の荷が降りる人がいたら嬉しいので。
未来は不安だらけ。大人だから色々あるし。
でも口に出すのもなんだかな・・
そもそも話題にするのも疲れたし・・
いつまで続くんだろか・・
そんな中、ド直球で今の本音を歌うこの曲に出会いました。
自分でもわかりませんが、なんかホッとしたんですね。
まさに『それな』でした。
そうだよね。
認める。認めざるを得ない。
2020年はクソだった。
おじさん、ホッとしました。
代弁してくれてありがとう。
2020年は色々ごめん。
2021年を良い年にするのは大人の仕事。
若い世代の子に背負わせてごめんよ。
でもなぜ、彼女たちの曲で『ホッとした』のか。。
次の和訳動画で、自分なりの解釈を。
◆脱"共感"マーケティング
・・誰も傷つけない『FUCK』の使い方ってあんだなぁ。
彼女たちの歌詞を見ると、お世辞にも綺麗な言葉とは言えません。
Fワード(four-letter word)をガンガン使って、なんならPVでも中指をおっ立ててます。
でも不思議と傷つかないし、悲観的にもならない。
この曲以外にもここ数ヶ月、コロナ以降の曲が沢山生まれました。
時に励ましてみたり、慰めてみたり。
時に批判してみたり、怒りをあらわにしてみたり。
時に現実逃避してみたり、嘘っぽい夢で誤魔化してみたり。
なぜ僕はこの曲に特別な感情を持ったのか。
なぜみんなの心に刺さったのか。
なぜ肩の荷が降りたように感じたのか。
彼女達が『イノセント』だったからだと思います。
言い換えるなら脱共感が共感を呼んだ。
マーケティング思考で『共感』を狙ったのではなく、純粋に私的な感情を歌に乗せた結果、多くの共感を得たんだろなぁ・・と。
僕は思いました。
※もちろんマーケティング自体は当然どこかにあると思いますが、『モチベーション』が先で、『マーケティング』は後からだった。共感は副産物だったというべきでしょうか。
仕事柄『マーケティング的な文脈での共感』を考える事が多いのですが、
やはり『純粋なモチベーション』は何よりもバイラルな共感を呼ぶんだなと。
改めて、ミレニアル世代の子達に教わった気がしました。
※『万引き家族』で是枝監督が語った『沢山の人に向けて作る作品程、誰か1人を想像して、その人に向けて作る。』にちょっと近い気がします。その方が結果的に沢山の人の心に刺さると。
改めて。
そう。
仰るとおり2020年はクソだった。
2021年以降。良い年にするのは大人の仕事。
マーケティング思考ではなく、イノセントなモチベーションで。
純粋に愚直にできる事をしようと思いました。