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◇ただひたすら好きな音楽を語る

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ただただ好きな音楽を語ります。 独断と偏見によるチョイスで、ジャンルも時代も様々。 皆さんの素敵な音楽との出会いの場になれれば幸いです。
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2020年11月の記事一覧

LOW HIGH WHO? 〜今語る『僕の青春』と『ネットレーベル』という言葉、そして今聴く『不可思議/wonderboy』〜

◆LOW HIGH WHO?という稀有なレーベル 今から10年ほど前の話。 僕の青春の1ページを彩っていたレーベルがあります。 通学中、車内、ベッド、色んな思い出のシーンに挿入歌として刻まれています。 名前は『LOW HIGH WHO?』というレーベル。 アートディレクターParanelを中心に、Jinmenusagi、DAOKO、GOMESS、不可思議/wonderboy、Kuroyagi・・ 上記のメンツを見るだけでどれだけヤバイレーベルなのか分かると思います。当時の僕

william de vaughn - Be thankful for what you got 〜今ある物に感謝しなきゃ(無い物数えるよりもね)〜

◆足るを知る者は富む 足るを知る者は富むとは、満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。 言わずと知れた名曲なので、知っている方も勿論沢山いると思いますが。 あえて改めて。 知らんがな!って方がこの曲を知るきっかけになれば嬉しいです。 この曲のタイトル『Be thankful for what you got』は訳すと『今手にしている物に感謝しよう』くらいの感じになるかと思います。 まさに足るを知る者は富むなんですね。 『君は

54-71という伝説のバンド 〜VICE Japan、そしてZAZEN BOYS〜

◆54-71というバンドの凄さ 54-71という伝説のバンドをご存知でしょうか。 地底のマグマがうねる様な変態ベース 研ぎ澄まされた刃物の様にザクザクした変態ギター やさぐれたヤクザな変態ドラム、 体の動き全てに変態&エモを感じる変態ヴォーカル。 お気付きでしょうか。。。全員変態の方々です。 ※勿論『変態』は最大級の褒め言葉です 例えるならどんなバンドか。。 ・・・唯一無二。 やはり例えようが無いんですね。 当時の言葉で言えばミクスチャー・・? いや、そんな薄っぺらい表現で

F2020- Avenue Beat 〜圧倒的『それな』感。脱共感が呼ぶ共感。そう2020年はぶっちゃけクソだったよね。〜

◆可愛くて、リアルで、等身大・・ Youtubeの動画ページに書いてあった『誰もが“それな”と言いたくなってしまう2020年の世界的アンセム』 ほんとそれな。 『肩の荷が降りたわ』 彼女たちの曲を初めて聴いた時に感じた感情、そんな表現が一番近い気がします。なので、この曲を改めてご紹介したいんです。 僕以外にも肩の荷が降りる人がいたら嬉しいので。 未来は不安だらけ。大人だから色々あるし。 でも口に出すのもなんだかな・・ そもそも話題にするのも疲れたし・・ いつまで続くん

Jin DoggとVIDEOPHOBIA ~大阪アンダーグラウンドのド真ん中~

◆Jin Doggという強烈なキャラクター Hip-Hop界隈には強烈なキャラ、異彩を放つ方多いですよね。 中でもJin Doggは個人的に異彩・鬼才・狂気という言葉が最も似合うラッパーだと思ってます。(あくまで僕の中でですが) なんというか・・ 存在感がHip-Hop、あるいは音楽の枠に収まらなくなってしまうんですね。 大阪出身の在日韓国人であり、学生時代を韓国のインターナショナルスクールで過ごす。バックグラウンドがとにかく豊かであり、故に複雑でもある。。。 彼のインタ