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嫌われるのが怖い

私は人に嫌われるのが本当に苦手。

相手のことがいくら嫌いだったりやばいやつでも、嫌われるとちょっと落ち込んじゃう。

そんな人たちに向けて、共感してもらいたくて「なんで私はこんなに嫌われることを怖がってるんだろう?」ってことを考えてみた。

(数年前に「嫌われる勇気」って本が出て気になったけど、まだ読めてない)

人に好かれない

人間には「割と誰にでも好かれる人」「よく好かれるしよく嫌われる人(好かれる人にはめっちゃ好かれるけど、嫌われる人にはめっちゃ嫌われる)」「誰にでも好かれる人」「あんまり好かれもしないし嫌われもしない人」がいると思ってる。

私は最後の「あんまり好かれもしないし嫌われない人」。

よく言えば「極端に嫌われることがない」、悪く言えば「誰にも好かれない」。

だから友達も少ない。その時仲良い友達はいても、進学とか就職で縁が遠くなりがち。わざわざ連絡取ってまで会いたい人間ではないんだろうな。

ちなみにモテることもない。

好かれないならせめて嫌われないようにしなきゃ

「よく好かれるしよく嫌われる人」は多少嫌われても、他の人に好かれるからいい。プラマイプラス。

でも「あんまり好かれもしないし嫌われない人」が嫌われてしまうと、「あんまり好かれないのに嫌われはする人」になってしまい、超マイナスなんです。

好かれるのって難しいしどうしようもない部分があるけど、嫌われるのは避けられるかもしれない。だから嫌われないように頑張ってしまう。

嫌われないように努力してるのが報われてない

嫌われないように努力しても、嫌われてしまうことはあるじゃないですか。

自分の関わり方が良くなかったというパターンもあるし、相手が意地悪だったり性格が合わなさすぎて何をやっても嫌われてしまうパターンもある。

ただどちらにせよ、「嫌われないために」頑張っている私にとっては、嫌われてしまったら目標達成できていないわけで。

「好かれないからせめて嫌われないように頑張ってるのに、それで嫌われてしまったらいいところがないじゃない」ということです。

嫌われることは主導権を握られること?

たとえ自分が相手のことをあまり好きではなかったとしても、嫌われたら負けな気がしてしまう。

「嫌う」って能動的で主体的な行動だと思うんです。
だから、相手から嫌われるということは、相手側に主導権を握られているような感覚を覚えてしまう。

私は相手に嫌われたくないが故に、人への関わり方や言葉選びをとても気を遣っています。それに対して嫌いだなんて、どんだけわがままな人なんだ?!と思ってしまう。

「こっちは嫌われないように丁寧に接してるのに、そっちは私のこと嫌ってくるなんて偉そうすぎない?」的なマインドなのかも。(こうやって書いたら私めちゃくちゃ性格悪いかもしれないと思いはじめた)

すぐ嫌いになる上に態度に出すなんて!

そもそも、私は人のことを苦手だと思うことはあっても、よっぽど実害がなければ嫌いにはなりません。

自己肯定感が低いから「私ごときが人を嫌いになるなんて厚かましい」っていう気持ちがある。あと「嫌いだ」と思ってしまったら、態度に出そうになるのでできるだけ考えないようにしてる。

私は簡単に嫌いにならないから、そもそも簡単に人のこと嫌いと思うのがすごいなと思う。自分は人を嫌えるほどいい人間なんですか?って。

あと、別に嫌いになるのはいいと思うんですけど、それを相手にわかるような態度に出すことがあまりいいことではないと思ってる。
「私のことを嫌いになるのはいいけど、せめて態度で全面的に出すのはやめてくれない??」って思っちゃう。

嫌われたくないから好かれない?

そのそも、なぜ私が好かれないのか。
嫌われないような行動を心がけているからなのでは?と思うようになった。

嫌われないために、自分の思っていることをそのまま口にするのを慎んだり、ぶっちゃけた話ができないからだと思う。

人に心を許すまでの時間が長い。
こっちが心許していないのに相手が心を許すはずもなく、特に好かれないんだろうな。

私が自己肯定感が低くて「私のことなんて誰も興味ないし好きじゃない」っていう考え方がベースだから、心を開くまで時間がかかるんだと思う。
わかってはいるんだけど、なかなか変われないよねえ。

嫌われたくない病との向き合い方

嫌われたくない病が治ることは多分ないので、せめてどうやって向き合うかを考えてみる。

こちらの属性だけで嫌う人は本当にいる

学生の時までは、同じような属性の人(大学が一緒とかサークルが一緒とか)しかいなかったけど、社会に出たら職場の人も仕事で会う人もいろんな属性の人がいる。

すると、自分と違うある一定の属性の人を無条件で嫌う人がいるのだ。

職場のウザい先輩看護師は私が大卒ってだけで嫌ってたし、偉そうなDrは女性というだけで下に見ていたし、お客さんには若い女相手だけに偉そうな奴がいた。

こういう私にはどうにもできない属性に対して嫌ってくるやつは、申し訳ないけど人間だと思わないようにした。

「嫌われちゃったけど、まあ相手は人間じゃないからどうでもいいか〜」とちょっとだけ思えるようになった。

私を嫌うなんて偉そうに!マインド

さっきもちょっと書いたけど、
「こっちは超絶丁寧に接してるのに、そっちは私のこと嫌ってくるなんて偉そうすぎない?うざ!!」「育ちが悪いから親切にされたら騙されてるとでも思ってるのかな?かわいそうに」
というマインドを持つようにした!!

こうやってみたらめちゃくちゃ性格悪いけど、こっちが丁寧に接しても敵意剥き出したそっちが悪い!!と思うようにしてる。


つまりまとめると「嫌ってきたそっちが悪い!私のこと嫌うなんて人として終わってる!」と思うようにしよう!ってことです。

そう思わないとやってられん。

これからも嫌われたくない病とは長い付き合いになりそう。

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