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やる気いっぱいだった新人看護師が病んで仕事辞めた話①
今日から、私が最初(新卒で入った)職場に入職してから病んで退職するまでの話をします。
仕事に悩んでいる人、辞めたいと思っている人、精神的にしんどい人に読んで共感していただけたら幸いです。
(以前ブログに載せた内容と全く同じなので、読んだことある方ももしかしたらいるかも)
入職するまで
私は地元から離れた県の大学を卒業し、その後は地元でもその大学があったところでもない、そこそこ都会の県の病院に就職しました。
また大学卒業と同時に看護師だけじゃなく保健師の国家試験も受けて合格していました。
そのため、「30歳ぐらいまで看護師して、そのあとは夜勤がきつくなる前に保健師に転職しようかなあ。産業保健師とかいいかもなあ。」と思っていました。
周りの友達は「3年は頑張ろう」と言っていましたが、私は「大学4年行ったのに3年で辞めるのはもったいないよな。私はバリバリ働くぞ!」っていうスタンスでした。だから、早期離職なんて学生の時の私は夢にも思っていませんでした。
私は就職活動の時点で第1〜3志望まで落ちており、就職した病院は第4志望でした。とは言ってもその病院もそこそこ大きくて人気の病院で、かなり倍率は高かったみたいです。
私がその病院を受けた理由として、その病院は全国に系列の病院を持っており、希望を出せば転勤が可能だったからです。
大学入ってすぐ付き合った彼氏がおり、彼は大学院に進学していてまだ学生だったため、どこに就職するかわからない状況でした。もし彼の就職先についていくことになったとしても、辞めずにキャリアを持ち越せるようにしようと考えていたのです。
研修
就職してすぐの4月はほとんど研修で、学校の延長線のような感じで辛さは全くありませんでした。
コロナで実習がなくなったこともあり、研修が多めに設定されたようでした。
同じ病棟の子と休憩時間に話したり、たまたま同じグループになった他の病棟に配属された子と話したりと本当に学校っぽかった。半分ぐらい座学で、寝てる子も結構いました(笑)。
病棟勤務開始
4月いっぱいは全体研修を受けたのち、5月のゴールデンウイーク明けから配属病棟に行って本格的に勤務がスタートしました。
私の配属される病棟は、一番忙しいと言われる病棟でした。
私の学校からこの病院に就職する人は少なくて情報もなかったし、コロナで見学もなかったのでどこが忙しいか全く知らなかったんですよね。
入職してからの噂では「めっちゃ忙しいけど、人間関係は悪くない。残業が多いのでめっちゃお金が貯まる」とのことだったので、「人間関係悪くないならいいや。たくさん稼ごう!」と意気込んでいました。
最初はシャドーイングと言って先輩看護師の後ろを陰のようについていって、どんな仕事をするのか学ぶ仕組みでした。
1週間程度はシャドーイングをして仕事の流れを覚えたり、物品の場所を覚えたりするのですが、まずそこが大変でした。覚えることがありすぎてメモもすぐいっぱいになるし、頭は大混乱。なんとか先輩の言っていることを必死にメモしました。
プリセプター
また、新人看護師にはプリセプターという教育係の先輩がいて、新人一人に先輩一人つくという制度があります。
私には30代後半ぐらいの先輩がつくことになりました。
勤務が被る時はシャドーイングはその先輩につくことになります。
第一印象は特に良くも悪くもありませんでした。
しかし、シャドーイングの時、たくさん教えてはくれるのですが、所々ため息をつきながら教えていました。一番最初に抱いた違和感はそれでした。
でも、「先輩も新人に説明しながら仕事するのは大変だよね」と特に気にも留めませんでした。
②に続く…次回「最初のメンタルブレイク」