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【男女どっちも楽しめる!】オススメの乙女ゲーム

皆さんは乙女ゲームにどんな印象を持っているでしょうか。
イケメンが主人公の女の人をキザなセリフでチヤホヤするゲーム?

テンプレートとして思い浮かべるのはやはり、ときメモとかでしょうか。(学園生活でステータスあげて……みたいな)あれはあれで神ゲーなのですが、(私は本多くんが好きです)色々なタイプの乙女ゲームがあるんですよ。

エロゲーやギャルゲーもストーリーが最高であるように、乙女ゲームもストーリーが最高なんです。恋愛とか抜きにして面白いものもたくさんあります。
ただ、エロがないエロゲーはエロゲーでないように、恋愛要素はあります。バカ猫とか言われたりもします。ポチと呼ばれることもあります。

そういう「少女漫画的キャラ」も笑って流せる人で、アニメや映画、ドラマの恋愛を楽しめる人なら誰でも乙女ゲームを楽しめると思います!
(そういうキャラクター性を帳消しにするレベルで考え方とかかっこいいんですけどね)

なので今回は乙女ゲームに触れたことない人におすすめすべく、キーボードを叩いております。
ただ、私も自慢できるほどたくさんのゲームをやっているわけではないのでお勧めするものに偏りがあるかも知れません。
逆におすすめの作品があったらプレイするので教えて欲しいです。


万人受け!乙女ゲー初心者はこちら

「ジャックジャンヌ」

「とは言っても、ガチガチの恋愛はなぁ……」と言う人はこちら!

こちらの作品、何と「東京喰種」の作者、石田スイ先生がシナリオ、イラスト、キャラデザを担当しております!

男子版宝塚のような形で、全ての役柄を男子がやることになっているユニヴェール歌劇学校。兄の影響で昔から演劇が好きだった主人公は、幸運なことにユニヴェールに入学することになる。
もちろん女であることは内緒なので、性別を隠しながら学校生活を送ることになる。
入学の条件として提示されたのは二つ。
「女だとバレたら即退学」「一年の最後の公演で主役をとり、優勝しなければ退学」

このゲームは本編の学生として演劇に没頭する青春ストーリーも最高ですし、何より劇の内容が最高なんです。気プレイの方には「どの公演が1番好き?」と聞きたいですね。私は秋・冬公演が好きです。全部最高なんですけどね!どこが好きとか話したら止まらないし、すでに語りたくて仕方がないので別の機会に書きます。(私は世長くんが大好きなので冬公演最高!)

でも何よりすごいのは、各公演ごとにキャラクターの成長が反映されていること!青春ストーリーなら必ず伸び悩む時期が来ると思うのですが、その成長幅がすごいんですよ!

音ゲーとノベルゲー、作業ゲーの組み合わせで飽きも少ないし、恋愛要素は結構少ないので初心者でも楽しめると思います。


まるで映画!ミステリーサスペンス

「BUSTAFELLOWS」

アメリカ東部の街、ニューシーグ。
悪徳弁護士と名高い『リンボ・フィッツジェラルド』は、急な弁護の依頼を受け警察署へと向かった。
そこで出会った男は「この面会がなければリンボは死んでしまう運命だった」と言う。
奇妙な話に困惑するリンボ。そして男は、まるで女のような不自然な口調で言った。

”『今日』は私にとっては再放送なの。私はあなたが死ぬのをこの目で見た”

公式より

こちらも恋愛メインではない本格クライムサスペンスをテーマにしたシネマティック・テキストアドベンチャーゲームです。

各キャラのルートの他に本編もあり、それぞれに別の事件があります。
これがもう映画みたいで凄いんですよね……。
恋愛とか抜きにして作品としてすごい。好きなキャラは元気系のスケアクロウなのですが、リンボルート・バッドエンドBが本当に演出が神がかっているので本当に見てください。震え上がりますよ。


黒幕は誰……?凶悪事件を追う!

「Collar×Malice」

連続凶悪事件、通称・X-Day事件が起き、危険な街になってしまった新宿区で新人警察官として働く主人公。 地域のために奔走していた主人公だったが、ある夜、何者かに襲われ、毒が内蔵された首輪をはめられてしまう。 混乱する主人公の目の前に現れたのは、素性の怪しい男性たちだった。

元警察官である男性チームと共にX-Day事件の真犯人を暴くミステリー作品です。
こちらは恋愛要素は上記の二つに比べたら強めですが、同じくらいミステリーも楽しいです。主人公と一緒に「犯人は誰だ?」と推理するのも楽しいでしょう。

映画化もしている超人気作品です!(私は岡崎さんが好きです)

この作品の魅力はもちろん本編の面白さもなのですが、おまけ要素があまりにも充実しているんですよね。
確かFD(ファンディスク)のキャラクターのプロフィールなどを見れるところで一生遊べるんですよね。私なんか、本編に入る前にそこで3日くらい使いましたから。

それからメインキャラ以外との恋愛も楽しむことができます。こちらはがっつり恋愛なのですが、めちゃくちゃ良かったですよ……。本当に。罪な男やで、ほんま。


”ドラマ”を演じるだけで願いが全て叶う……?

「CharadeManiacs」

近未来、とある都市。
夏休み間近、平穏な日々を送っていた高校二年生の主人公。
主人公が幼馴染と下校していると、突然目の前に現れた謎の人物に
『月が2つ存在する』奇妙な世界へと連れ去られてしまう。

気付いたときには、自分と同じ状況の人間が9人。
何が起こったかわからない彼らの前で、仮面の男は話を始めた。

「ようこそ異世界へ! アルカディアにいらっしゃい!」
「この世界は“ドラマ”を演じるだけで、なんでも願いが叶います!」

主人公たちは異世界から現実世界に戻る為ドラマを演じることとなり、
仲間たちと協力してドラマをこなしていく。

しかし、10人の仲間の中に自分たちをこの世界へ連れてきた
『裏切り者』が紛れている事実を突きつけられてしまう主人公たち。
『裏切り者』の目的は、ドラマが行われる本当の理由は……。

疑心と信頼の間で揺れ動きながら、最後にとるのは誰の手か――

公式より

このあらすじを聞いて「え?ドラマを演じるだけなら楽勝じゃん」と思う皆さん。私もそう思いました。
でも実際そう簡単じゃないんですよね……。それがなぜかは作品を見ていけば分かるものなのですが。

この作品では基本的にドラマを演じることによって「元の世界に帰してくれ」という願いを叶えるために進行していきます。
しかし、それを妨害しようとする裏切り者が紛れ込んでいるようで、そう簡単にはいきません。恋愛要素もミステリもSF要素もあって大変面白い作品でした。(私は茅ヶ裂さんが好きです)

だめだ、ミステリ系ってネタバレがプレイの楽しさをかなり左右するから難しい……!とにかくデスゲーム系が好きな方にはオススメです。


鬱になる。一年経ってもまだ辛い

「終遠のヴィルシュ」

西ヨーロッパの小国・アルペシェール。
四方を海と黒き災いの花――リコリス・ノワージュに
囲まれたこの国の人間は
23歳までに死に至る《死の呪い》を抱いて生まれてくる。


万人に等しく死が降り注ぐアルペシェールは、
いつしかこう呼ばれるようになった。
――死神に魅入られた国、と。

国民は短命である自分たちの運命を嘆き、抗う。
そして長年にわたる研究の末、あるシステムを創り出した。
23歳までに死を迎える肉体を捨て、
記憶だけを生き永らえさせる――“記憶のダウンロード”。
“記憶のダウンロード”によって
永続的に生き続ける人々は“リライバー”と呼ばれ、
短命に抗い続けている。

時を同じくして、関わる者全てが
不幸になることから《死神》と呼ばれる少女がいた。
人生を嘆いた少女が自ら生を終わらせようとした瞬間、
目の前に《死の番人》だと名乗る謎の男が現れる。


番人の導きにより、少女は否応なしにこの国に巣食う
《様々な死の謎》に近づくこととなる。
死神に魅入られた者の運命が行きつく先は――
絶望だと知らずに。

公式より

これ、なぜ主人公の周りで不幸になるかを序章時点で考察して当ててた私すごい。……友達いないから自慢する相手いなかったんす。許してください。

こちらの作品は全てのキャラクターの「絶望エンド」を見てから全てのキャラクターの「救済エンド」が解放されます。その後に全ての問題が解決する「解決編」となります。

基本的に地獄です。アニメBANANA FISHと似たような絶望感。いまだにキャラクターの顔を見るだけで辛くなります。

どのルートも号泣必至。タオルの準備をしてください。

今回オススメする乙女ゲームの中で1番おすすめのゲームです。
恋愛要素もがっつりではありませんし、乙女ゲー初心者でもいけるのではないでしょうか(鬼)


記憶喪失の少女。「彼氏」と名乗るこの人は……?

「AMNESIA」

とある架空世界の、とある架空の国の、とある架空の街での物語。

それは8月1日のこと。

朝、目覚めた主人公は、突如として8月1日以前の記憶を『全て』失ってしまっていた……。

そんな彼女の目の前に現れたのは、自身を『精霊』と名乗るオリオンという少年だった。
オリオンの導きにより、記憶を取り戻すために奮闘する事となる……。

最初は絵柄が苦手でプレイするか悩んでいたのですが、最終的にはプレイして良かったです。このゲーム何作かあるのですが、どんどんイラストが上手くなってるんですよね。今ではこの作品のスチル眺めてますよ。

記憶喪失の主人公が目を覚ますと、「彼氏」を名乗る男性がいます。ただ、彼は本当に彼氏なのだろうか……というミステリ要素がメインとなっております。

さらにこちらの作品、死と隣り合わせの恋愛ものとなっております。基本的に選択肢を間違えたら死ぬ可能性が高いです。それにもちゃんと理由があるのでぜひ全ルート回って欲しいですね。

それから彼らの服装がとんでもなくツッコミどころが多いのでそれも純粋の面白い。

FDがたくさんあってキャラクターは同じの別世界線の話がたくさんあるのですが、どれも面白いです。ミステリから学園ものから音ゲー、アイドルものまで楽しめる神作品だと思います。
(私はシンが好きです)


歴史物の神作。

「剣が君」

一六三三年

妖怪を滅する力を持つ伝説の刀、「天下五剣」を授かる「剣取り」こそが武士道(真の侍)と賞賛される時代。

各地では、剣取り御前試合が開催され、強い者が次々と名乗りを挙げていった。

幕府は、御前試合として「剣取り御前試合」を開催。

御前試合で一番になった侍には、官や称号、望むがままの褒美が与えられ、そして「天下五剣」
鬼丸国綱(おにまるくにつな)
童子切(どうじぎり)
大典太(おおてんた)
三日月宗近(みかづきむねちか)
数珠丸(じゅずまる)
を授けられるのであった。

時は早春。

今年も江戸城で剣取り御前試合が開催される季節となり、
全国から名声や富を求める若者達が江戸に集まっていた。

公式より

こちらの作品は、簡単に説明するとお姫様の影武者として主人公は進みます。そこで影武者を護衛するキャラクターとの恋愛になります。

世界観は妖怪とかががっつりいる感じの時代劇のような感じです。一人のキャラに4つのエンドがあり、結構なボリュームがあります。ストーリーもね、いいんですよ。

思うんですが、ストーリーの良さをネタバレせずに伝えられる人って天才だと思うんです。私には「とにかくいい」ってことしか言えないんです。

そんな私が言わせていただきますが、とにかくこの作品はいいです!

私は黒羽さんの和魂エンドが好きです。
和っぽい雰囲気が好きな人でしたら割と誰でも楽しめると思います。

長く愛された神作ですからね!!


オススメするって難しい

書いてみて思ったんですが、オススメするって本当に難しい。今の所プレイしてみて「なにこれつまらん」と思った乙女ゲーはないですね。

下ネタとかで人を選ぶだろうなって作品は今回はあげませんでしたが、他にももっと面白い作品があります。今回は乙女ゲー初心者と男性にもオススメできるものをチョイスしたのでね。

こうして書いてみて、「もっと書きたいよ!語りたいよ!」と逆にダメージを受けてしまったので、今後にプレイした乙女ゲームを再プレイしてそれぞれ語りたいと思います。
自己満足と、「乙女ゲーオタクと仲良くしたい……」という下心です。
今回好きなキャラをちょこちょこ書いてたのも下心です。

と、言っておいてなんですが、私はがっつり自己投影タイプなのでCP厨とは仲良くできません。絶対。


それは置いておいて、「現実で恋愛できない女がやるものでしょ?」というのは違うよってことが言いたかったんですよ。
まあ現実で恋愛できてない私が言っても説得力はないのですが

最後に載せきれなかったおすすめのゲーム載せときます。

バトルもの。下ネタと序盤に少し女性蔑視発言あり(時代的に仕方がない)

がっつりホラー描写あり。割と本気で怖いところが少しある。


【余談】

金使いたくないんだよねーという人向けにスマホで無課金でもできるもので「『夢職人と忘れじの黒い妖精』をオススメしようと思っていたのですが、サ終してて泣いた。葵さん好きだったのに……。たまゆらも好きでした。

ちなみにイケメンシリーズは「イケメン革命」のヨナ様が好きです。ヨナ様のおかげで乙女ゲーの魅力を知れたし、いまだにずっと好きです。
(ちなみにこっちもサ終で泣いた)


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