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オタク同士の会話も難しい

私は過去の色々……生まれながらの気質などなど、とにかく色々が重なって絵に描いたようなコミュ障です。
おまけに言語化(文章の組み立て)が苦手で、私の書くこの文章もさぞ読みにくいのではないかと思います。
()での補足が多いのも、言いたいことが多くてまとまらないためです。

そんな私がまともに人と会話できるはずもなく、最初は気さくに話しかけてくれていた人もいつの間にか私に声をかけなくなっています。
私も率先して誰かに声をかけるタイプではないので地獄です。

というのも、「会話はキャッチボールだ」とよく言われているように、お互いがキャッチしては投げるっていうのが会話の基本ですよね。
私は投げられたボールを地面に勢いよく叩きつけてるんです。

勿論自覚はあるので改善するためには自分も質問したりする必要があるのは分かっています。
でも、「こんなこと聞いていいのかな」「質問したところでどうでもいいよな……」とか「この例え分かりにくいな」「ここで喋りすぎたら嫌われるかな」とか色々考えてたら返事できないんですよね。

しかも内容のない話が苦手で、例えば天気の話とかが全くできないんです。
一応頑張って返事はしているんですが!
だったら相手の好きな話を永遠に聞いてる方がマシです。
あと仕事の話も苦手ですね。私みたいな人間が業務内容の改善とか言われてもそんな権限ないですし、そもそもよく分かんないですし。


まあそんなこんなでとんでもなく人間との会話が苦手なんですよ。
でも、同じオタクだと分かったら状況が違います。

何を返していいか分からない前者とは違ってたくさん話せますからね。
でも問題はそこです。話しすぎちゃうんです。

普段から会話する友人というものがいなくて(だからnoteやってるんですが)好きなことを話せる相手に飢えてるもんですから、「アニメ好きなの?」「そのアニメ私も好きなの」なんて言われた瞬間に水を得た魚状態です。

あのキャラのこのシーンのこのセリフが……モデルになったのは……あそこで流れる音楽が……なんて勢いよく話すものですから、相手はドン引き。

しかも親に指摘されて初めて気づいたんですが、私とんでもない早口なようで、何言ってるか分かんないんですね。

なのでありがたくも私の好きな話題を振ってくださった際にはゆっくり(それでも早いっぽい)相手に話の主導権を渡しながら話す、というのを意識しています。

しかし、
相手「〇〇が好きなんだよね!」
私「いいですよね!何話のこのセリフとかすごいかっこいいですもんね」
相手「うん……?それは覚えてないんだけど、かっこいいよね〜!」
と言ったことがよく起きます。

おそらくザ・オタクではなく陽キャと話すことが多いからかもしれませんが、熱量の差!!!!

私は好きになったアニメは何十回と見て、関連する史実とかを調べたりしていちいち人に教えまくったり、セリフを日常で使ってしまう痛いオタクなのに対し、相手はオシャレで缶バッチをカバンに何個もつけたり、アニメ以外にもちゃんと趣味を持っていて恋人だっている人間ですよ。

そりゃ話が合わないよ!!!!

どう考えても原因が私にある気がするんですが、流石にセリフ言ったり小さい知識を披露するのは人にやってないです。1人の時か、家族でいる時です。

でも相手が恋人や友人と過ごしている間、恋人も友人もいない私はずっとアニメ見たりしているわけです。
そもそも熱量が違いすぎるんですよね。

逆パターンで相手の熱量が高いパターンは会話が楽なんですが。


まあそんな理由と、あとは私がめんどくさいオタクだってことですね。

まず「オタク」じゃなくて「ヲタク」ですし、「推し」だとか「尊い」「ビジュがいい」とかいう最近のオタク用語を毛嫌いしていますから。

アニメがお互い好きだと分かった時の「推しだれ?」って聞かれた時の私の顔、やばいと思います。一瞬で死んでいるかもしれない。そんなことないかもしれないけど。

そもそも夢女子として、「推しじゃない、好きな人だ!!」と叫びたいのもあるんですが、……「推し」嫌いなんですよね……。

これはどうすることもできないです。多分一生変わらない価値観ですし、使っている人に対してやめろとも言いません。


とにかく、そういう「推し」だとか「ビジュ(顔)がいい」とかいうタイプ——もっと言えば痛バ持ってたりするタイプがどうも苦手なんですね。

でも見てください。現代を生きるオタクたちの中の何割がそんなオタクなのか。
実際は知りませんけど、めちゃくちゃいません!?
私と同じめんどくさいオタクは一体どこに行っちゃったんですか!?


この「推し」「ビジュ(顔)がいい」タイプのオタクとは話というか価値観が違いすぎて話しにくいんです。
勿論こんな私に話しかけてくれているのは感謝しているんですが、怖いんですよ!純粋に怖い!

今までの小汚いオタクはどこへ行ってしまったの。私、そこに帰りたい……。

そんな怖い人に萎縮してしまって、何か変なこと喋ったら悪口のネタにされると思うと何も話せなくなって、逆に「本当にそのアニメ好きなの?」みたいな反応しかできなくなる。
困った……。


普通の人とも話せないし、オタクとも話せない。
コミュ障ってどうやったら治るんですかね。話を聞くのはできるんですよ。
割とすぐ自分の話したがりなので、それを我慢できているうちは全然聞く専でいけると思います。

というか、今までろくに人と会話してこなかったツケがここで回ってきている気がしてならないです。

でも今更友達なんてどうやって作ったらいいのか分からないし、この怖いオタクが溢れた世の中で同じタイプのオタクを見つけるのは非常に困難。

しかも腐女子が苦手で一つの仲良しチャンス逃してますからね。
二次創作のBLが苦手なだけで一次創作はいけるので全く話せないわけではないんですが。

あと、同じ夢女でもオリキャラ×キャラとかいう夢女の皮をかぶったCP厨もいますし。
※好きにしたらいいと思うが、そういう人達の「本人と付き合いたいとか烏滸がましい」「私たちは現実を見てる」という自己投影型を下に見るような人たちが無理という話。


うーん、根本的な原因が自分にあるのでなんとも言えないですね。
諦めてnoteで独り語りしてるのが私にはお似合いなのかもしれません。


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