ところどころ記憶がない(日記)

2023年8月26日(土)晴れ

6時半起床、散歩へ。それが日課だから仕方ないのだが、毎日この書き出しで面白味がないなと思う。掃除と洗濯、お風呂のカビ取りも済ませて朝ご飯。おにぎり(しらす)とお味噌汁。耳鼻科に行かないといけないのだが、予約が取れなかったので待つしかない。娘と一緒に、本を持って出掛ける。

耳鼻科は結構待ったが、その分読書が捗った。でも途中、何回か寝てたみたい。娘に「お茶ちょうだい」とか話しかけられた様な気がするが、ところどころ記憶がない。診察を終えてシャトレーゼへ寄り、職場へ持って行くお菓子を買う。こういうのって大抵は退院後に渡すものだが、私が療養中に退職する人がいるので、その人にも食べてもらえる様に早めに渡すことにした。娘と1つずつケーキを買う。お昼ご飯、簡単な炒飯を作って食べた。夕方に職場へ行くので、時間まで抹茶オレを飲みながらクンデラ。

職場へ行って挨拶をして、ちょっと分からなかったらしいことを聞かれる。本当に休んで大丈夫なのかな、と思う。でも休むしかないので休む。帰宅後、少し涼しくなってから散歩へ。散歩ばかりしているが、私は歩くのが好きなんだろうなと思う。大学時代は、キャンパスからスタジオ(当時は軽音部でエレキベースを弾いていた)まで何故か歩いて行ったこともあるし、暫くバスが来ないなら歩いてもいいかな、と思うタイプ。歩くのは気持ちがいい。夜ご飯は豚ひき肉と椎茸、筍のそぼろ丼とひじきの煮物。これはうどんに乗せても美味しい。

お風呂前、フットネイルを落とす。爪先がキラキラしていると気分が良いのだが、手術前に落とさないといけないので、忘れないうちにやっておく。またスマートフォンを家の中で失くし、固定電話から発信して見つける。私はよく「ケータイがない」と言うので、首から下げておいた方がいいのではないかと思う。何かいいものはないだろうか。

寝る前、クンデラを読み終わった。今日中に読み終えられた、やれば出来る子。存在の耐えられない軽さ……私にとって人生は重いのに、軽く生きているあなたが耐えらない、と言うようなこと。何が重いか軽いかは人それぞれだから、他人が決めていいことではないけど、こういうのは難しい。でも本は凄く良かったなと思う。第Ⅶ部が好き。次は何を読もうかな