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このまま溶けてなくなるまで歩きたいと思った。(日記)

2023年9月30日(土)曇り時々雨

6時20分起床、散歩へ。今朝は寒いくらいだった。ただ、私は動くとすぐに汗をかくので半袖で行った。家に戻る頃にはちょうど良い感じになっていた。朝ご飯、昨晩のカレーを温めて食べた。二日目のカレーって結構好き。洗濯をしたが天気が悪かったので、除湿機をつけてお風呂場に干した。掃除をしていたら、お昼になっていた。ちょっと疲れたので、お昼ご飯はゼリーを食べた。

ウエルベックを飲もうかと思ったけど、教えてもらった本を読んだ。ぼのぼのという漫画を描いた、いがらしみきおのブログ(現在は閉鎖)をまとめた、ものみな過去にありて、という本。この本はそんなに笑える箇所がある訳ではない。「ふふ」っとなる様な、じわじわ来る笑いはある。どちらかと言えば、読んでいると少し寂しくなるような、そんな感じ。とうちゃんの思い出が良かった。
"幸せというのはもしかして、自分がなんなのか、どこから来たのか、そしてどこに行くのか、それを忘れていられる時のことを言うのではとさえ思います。"と著者が書いていて、そこに"ぼのぼのイズム"みたいなものを感じた。一見すると、それを忘れていられる時というのは何も考えていない時、みたいに捉えられると思う。でもそうじゃなくて、他に考えることがあるからとか、それを忘れていられるくらい熱中出来るものがある、というようなことなんじゃないかなと思った。
今日は何もしたくない様な気分で、そんな自分がちょっと嫌で悲しくていたので、すごくぴったりな本だった。


何もしたくない様な気分ではあったが、外の空気を吸いたくて夕方も散歩に行った。雨が降っていた。傘に雨が当たる音と、雨に濡れた外の匂いを嗅ぎながら20分ほど歩く。肌寒かったが気持ち良かった。このまま溶けてなくなるまで歩きたいと思った。夜ご飯、アスパラガスのサラダと白米、揚げ茄子と唐揚げ。散歩のお陰か、いつも通り食べられた。
寝る前、ウエルベック。今月は5冊しか読めなかった。仕事復帰して、帰宅後もへとへとだったからだと思う。来月はもう少し読みたいと思う

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