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「フォーマル着てると全然違う人みたいだね」(日記)
2023年10月22日(日)晴れ
7時起床、散歩へ。朝日が眩しかった。掃除と洗濯を済ませて朝ご飯。昨日の鍋の残りへ麦ご飯と卵を入れて雑炊。
今日は学会があったので、ジャケットにコロコロをして支度。学会の間、娘は一人でお留守番なので昼食はこれを食べること、おやつはここ、何かあったら電話すること、ピンポン鳴っても出なくて良いことを伝えて出掛けた。
会場へ着き他の人と合流。会う人会う人に「今日はちゃんとした格好してるね」とか「フォーマル着てると全然違う人みたいだね」と言われる。普段はデニムにTシャツみたいなカジュアルしか着ないから、落差が激しかったのかも知れない。とりあえず褒め言葉として受け取っておいた。お昼ご飯のお弁当は美味しかった。講演はとても興味深く、私でも知識として持っておくと面白い内容だった。知らなくてもいいけど、知ってるのと知らないのとでは全然違うから。娘が待っているので院長たちに挨拶をして帰宅。
バスを降りて歩いている時、娘から電話。お腹が空いたからパンを食べてもいいかとのこと。お留守番のお礼と、今すぐ着くからねと伝えて、パンを食べている様に話した。電話で聞く娘の声も可愛いと思った。我ながら親バカだと思う。
帰宅後、娘と一緒にテレビを観たりお喋りをして過ごす。安部公房について1本下書きをした。昨日と合わせて3本下書きがある。知名度の高い作品について書くのは難しい。色んな人が既に感想や考察を書いているので、何だか似た様な感じになってしまいそうで。私が今書いている安部公房のあれこれは、私の記録みたいなところがあるから、それでもいいか。
今週は不在だった母が帰宅したので、娘と車で買い物へ。娘の冬服と靴下を購入。どうやらクマのモチーフが好きらしい。クマの柄の靴下ばかり選んでいた。
夕方の散歩へ行き、日の短さを感じる。清少納言が枕草子の中で、秋は夕暮れが良いと記していたが、私もそう思う。秋の夕暮れは一年で一番寂しく、郷愁に駆られる。私はその寂しさがとても好きだ。どうしても祖父母を思い出す。目の奥が痛くなる。
夜ご飯、麻婆豆腐。前も書いたかも知れないが、娘は私の作った麻婆豆腐がとても好きで、無言で食べていた。ぱくぱくという擬音が聞こえてきそうだった。食後、洗濯物を畳み、娘とカントリーマアムを食べた。娘がレゴで遊んでいる間、アドバイスをもらったので書きたいことや考えていることをノートに書く。こうして見ると、私いつも怒ってるのかなとか思ってしまった。何とも思わないのだろうかとか、理解出来ないとか、そういうことばっかり考えている気がする。別に怒っている訳じゃなくて、ただ疑問に思っているだけなのだが。
今日は娘といつもよりいっぱい話せて嬉しかった。何かエヴァンゲリオンの碇シンジみたいなことを言ってしまったが、そう思ったから書いておく。碇シンジも父・ゲンドウに対して「今日は父さんと話せて嬉しかった」みたいなことを言っていた。勿論、私たちは碇親子とは違うが。エヴァンゲリオンは旧版も新版も面白い、大好き。ドストエフスキーを読んで寝る